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08/08/2011

始めるに遅いはない

九州と関西が広域行政組織で災害に対する協定協議開始(Yahoo!:毎日)。東海-東南海-南海と巨大地震が連鎖して起きる可能性が指摘されております。それぞれが独立?して地震が起きたこともあったのですけれど、ここしばらく(と言っても百年単位)どこも沈黙しており…「三地域の連動型巨大地震」が懸念されております。
…過去に起きなかったわけではない巨大地震であります。それに対する準備、というのはいくらやってもやり足りないことはない、と思うのですが…。

個人的なとこで述べさせて頂きますと。…まあ、まだ難しいだろうな、と。
今は東日本大震災の直後で大きめの地震もたくさん起きてます。でもこれからしばらくして…余震も減ってきて。災害のツメ跡も消えていって。そうなったらまたみんな忘れちまうんだろうな、と。いわゆる「語り部」として伝承はされて行っても実感沸かずに結局は甚大な被害を受けて。そして…「こんなことがあったことを忘れないようにしよう」と伝えて行ってもやっぱり結局また大きな被害が出るんでは…と。

戦争のことにしてもそうなんですが、結局はみんな風化していくもんではないか、と。非常にもったいない話です。でも…そういうもんかも知れません、人類なんてのは。

でも。それでも始めるに遅いなんてことはないわけで。言い方ヘンかも知れませんが、今のうちにこういうキチンとした組織を立ち上げておく必要があると思います。本当なら即座に全国規模での自治体ネットワーク的なものを立ち上げて、こういう自然災害だけではなく様々な困難に一丸となって立ち向かえるように…というのがベストなのかも知れません。でも、現行でできるのは「協議開始」という、最も基本的なことから。まずはそういうことから始めていく必要があるかと思われます。

焦ってはいけないと思います。…それが大変に緩やかな歩みでも、前に進んでいればやがて実をなすものであります。
九州・関西だけではなく他の自治体も…と。一定のシステムが出来上がれば日本の地震に対するステージも、またさらに上に進めると思うのですが。

03:50 AM | 固定リンク

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