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07/26/2011
具体的に何をどうやって
監視しているのか、その辺が…ちと。
資源エネルギー庁がネット監視のために予算を割いていた(iza!)。主に原発に関する言動に注目していた、とのことで2008年からやっていたそうです。特に今年度は原発事故があったので、ブログやサイトだけではなくツイッターも対象に含めていた、とのことで。
…てことはこの「あれこれ」なんかも監視していたんですかね。あるいはツイッターも…? しかし特に何かそういう「その記事は間違ってるから訂正してくれ」的な連絡が来たこともなく。
↑記事によればそれまでは新聞なんかに「訂正情報」を送る、とかそんなもんのようで。しかし事故があったので、不正確な情報がネット上にあれば『ホームページなどにQ&A形式で「正確な情報」を載せるとしている。』(『』内↑元記事より引用)としています。
…コレを見る限りだと内容を精査して検閲して不適切だからすぐに消せ、とか、プロバイダに通知してアカウント停止させる、とかそういう強硬なものではないように感じます。…むしろ…年間4000万も外部に委託して、一体何やってたんだろ、と。全国の新聞や雑誌取り寄せるとかそんなところなんでしょうか。
いわゆる「ネット監視」にしてもなんか手ぬるいなあ…と。そもそも今現在ネット上にあふれてる情報てのは尋常じゃない数になります。それをいちいち検閲していく、となると一体どれだけの人員が必要になるのやら。逆に年間4000万じゃ足りないでしょうに。某通販のコールセンターみたいなのを作って、そこへ非正規のオペレーター配置して一日中ネットを閲覧・閲覧・閲覧。そして「不適切」なのを見つけたら対処。…どれだけ手間と時間がかかるのやら。
方法としては特定の語句のみをネットの広大な海からピックアップ、というのがあります。例えば「原発」とか。そういうのから重点的に監視していく…というのもあるわけです。
でもいずれにしても結局膨大な手間と時間がかかっちまうわけです。事故のこともあってかなり皆の興味が注がれてるような現状。やはり大量の情報を処理していく必要があるのには変わらんわけです。
某中国はやってる、てな話ですがアレはどうも強制的に遮断してるっぽい(回線絞って外資は締め出して国家認定?のプロバイダだけにしてそれを監視?)ですし。日本の多様な回線事情では、ちと難しいのでは…と個人的には思ってます。それこそ専門の部署みたいなの作らないと。警察にだってサイバー犯罪に特化した部署がありますけど、通報されて動く、というカタチをとってますし。いちいちネット監視なんぞしてるヒマはないでしょうに。
それでも…「監視」となると気にはなるものであります。でも具体的にどうやってるのかは分からんわけですから対処のしようもない、と言えばそれまでであります。
12:58 PM | 固定リンク