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07/21/2011

二つほど 7/21

色々と二つほど。

一つ目。あと三日…海外の地デジ移行、教訓残す(iza!)。東北三県(岩手・宮城・福島)を除く日本全国で7/24正午に地上アナログ・衛星アナログ放送が停止します。地上デジタルに対応していない機器では砂嵐しか見られなくなる(あるいはブルーバック?)とされていて、テレビを観続けたいのなら準備が必要なわけですが。
海外でもアメリカなどではすでに地デジ化が終了しています。
しかし海外と日本では事情が大きく異なってます。↑記事中にもありますがアメリカのテレビはほとんどが有線つまりケーブルテレビであります。アンテナで受信できるのはほんの数局とか全然入らないとかなんですが…これだと3ケタ近い数のチャンネルを視聴できるとこもあります(オプションでさらに増やすことも可能だったり)。しかも画質も良かったりして。これは国土が広いこともあって、送受信設備を造りまくるよりはケーブルで繋いだ方がやりやすかったからなんじゃないのかな…と個人的には思ってます。
そのため「地デジ化」と言われてもあんまし関係ない人が多かったわけです。ケーブルテレビ配信会社が地デジ関係の色々をやってくれるのは日本と同じ。あ、変わったのか、でもいつも通り観れるからいいや、てなもんだったんじゃないか…と。
しかし一部、2割くらいはアンテナで受信しており…しかもそれでも地デジ化の時には混乱が起きています。…日本の場合は相当分の世帯がアンテナ受信のため、これに輪をかけた混乱が起きるのではないか、と危惧されてるわけです。
…その日になってみなくちゃ分からんなあ、というのが正直なとこですが。混乱なんて起きる時は起きるもんですし。そのためのサポート体制をしっかりしておけばいいんでは…とか。いや、でも、結構大きな混乱になっちまったらどうしよう…?

二つ目。「乾燥かまぼこ」復活(iza!)…カップめんに入っているかまぼこのことであります。…最近食ってないなんで全然意識してなかったんですが。実は福島県にある企業が日本でのシェアほぼ100%。海外の企業とも取り引きがある、という…カップめんにとってはなくてはならない会社だったわけです。
しかしその企業も震災により大きなダメージを。さらに風評被害による原材料の入手困難。それでもついに復活を果たした…と。
こういうケースは他でもいくつか聞いたような気がします。たしか…ペットボトルのフタを作ってる工場とか。あれはカタチは共通してるんですが色やデザインがばらばらで流用しにくい。が、状況的にそう言ってられなくなって全部白に統一してしまって、今、ほとんどのペットボトルが白いフタになっている、という…。
一点集中というのは本当は避けるべきなのかも知れません。しかし特殊な技術となるとそうそうたくさんのところではできません。なんとか代替を…と言っても難しい状況だってあります。そういうことへの対応を、と言うのはカンタンなんですがなかなか大変なことになってしまうようであります。

12:01 AM | 固定リンク

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