06/02/2011
やっぱりもったいない
「土佐勤皇党再結成」の三志士像、JR高知駅前に(Yahoo!:毎日)。…ようやっと、と言うか何と言うか。落ち着き先?が見つかったみたいですが…結局そうなるんですね。別に無理に作って置かなくてもいいんじゃないのかなあ…?
震災前だったんですが「志国高知 龍馬ふるさと博」で桂浜の坂本龍馬像の脇へ武市半平太と中岡慎太郎の像を置いて「土佐勤皇党再結成」をやろう…! という話があったんだそうであります。…大河ドラマに乗るにしては遅すぎる、とか、なんでその三人なんだ、とか色々言われてたんですが。中でも「桂浜」というのはなぜか(立派な像があるんですが)「坂本龍馬の聖地」みたいになっているらしく、そこへなんでこの二人を入れにゃならんのだ、的な意見もあったとのことで。
…個人的には聖地がどう、と言うより…てっきりきちんとした「銅像」か何かを建てるのかと思ったらイベント合わせの発泡スチロールてのが。なんでそんなデキの悪い「こうしときゃ客が来るだろう」といかにも地方の何も知らん人たちの考えそうなことするのか…そういうとこが、ちょっと、いや大分気になってました。
この「あれこれ」で触れた後、やはり見直しが入ったらしい、ということは知ってました。が…やはりと言うか東日本大震災後に無期限延期となっていたということまでは知りませんでした。
で、結局龍馬を加えた「三志士」像をJR高知駅前に設置されるパビリオンでお披露目…。
なんかそれだとフツーにどこにでもありそうな建物になっちまうんじゃ…とか。たしか桂浜とかはりまや橋とか高知の名所にあるお土産物屋さんだと大抵龍馬像があったような。あれは桂浜の像のレプリカですから今度の「像」は多分別のものになるか…と思うのですがそれにしたってどこにでもありそうな「像」になっちまいそうな…。
なんかもったいないなあ、と。せっかく高知でやるんですからもっと幕末ファンを唸らせるようなイベントやってもいいんじゃないのかな…と個人的には思うのですが。龍馬だけが高知の偉人というわけではありますまい。武市半平太も中岡慎太郎ももちろん高知の偉人ですが他にもいっぱいいます。特に幕末~明治にかけてはキラ星のごとくたくさんの偉人を輩出しています。
大河ドラマで注目されたから、と言っても過去に何度も取り上げられてる高知。他にない素晴らしい特徴を持ってるのに、なんでこんな使い方になってしまうのか…もったいないなあ、と。やっぱり。
02:02 AM | 固定リンク