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06/30/2011

替えろと言われても

「省エネの切り札」LED電球需要急増中(iza!)。ちょいと前から言われてたことなんですが…来月7/1から東電・東北電管内の電気利用者が基本15%削減を求められるもので、さらに注目が集まってきている照明器具ではあります。
通常の白熱電球に対して尋常でないほど長く(何年、とかそういう単位)しかも消費電力も相当に低い。場合によっては5割とかそういうレベルではなく一気に電球による消費を気にしなくていいレベルにしてしまう…ほどになったりもします。まあ、電球型蛍光灯からだとそんなに変わらんかも知れませんが…ああ、それだと寿命と値段がありましたか。電球型蛍光灯はそこまで寿命長いもんではありませんし。でも価格から言うと…LED一コでどれだけ買えるんだろう、というレベルだったりします。

実は自分が今住んでるとこは、結構古いところだったりします。築30年とかそれ以上とか。そんなわけかどうか知りませんが…天井にくっついている電燈が、ちとミョーだったりします。
普通ならハコ型の小さな接続器具があります。これはほぼ全国でスタンダードなもので、電気屋さんで売ってる天井吊り下げや天井設置の照明器具はまずこの器具へひねって取り付けるカタチになってます。
…が、二つあるうちの一つが…なんか鉄のごっつい金具で天井にがっちり留めてあって配線むきだしのまま現行の電燈に繋がっています。…多分工事したら↑みたいなのになると思うんですけど(片一方はそうなってますし)一体いくらかかるか分からんし別にそこまで困らんからいいか…と放ってあったりします。

しかし。この照明器具、四つの白熱電球を「上向き」に取り付けるようになってまして。…カサみたいなのも上向きでいちいちなんかに乗らないと手が届かない。当初はフツーに白熱球だったんですが取り替える手間がバカバカしくなって電球型蛍光灯に変更。冬場は点灯がやや遅かったりしますが…これだとそこまで頻繁に取り替える手間がなくなって安心したもんでした。
…が…これをLEDに替える、となると。
たしかに取り替える手間はさらに激減するかと思われます。が…何せ「上向き」なんです。現在のLEDは白熱球や電球型蛍光灯みたいにソケット部以外は全天点灯…というわけではありません。一定方向へ向けての照射能力は優れていますがその他となると…というのが現状だったりします(そのため斜めライト用LEDというのも)。
まだまだ結構なお値段しますし。それなのにいざ買って付けてみたら天井ばっか明るくてまるで間接照明…てのはなんかイヤですし(普段メシ食ったりしてるとこがムーディーになる、とか)。今後の技術の進歩?を期待して「安く」て「全天」型のLEDが出るまで待とうかな…とか思っている次第ではあります。

こういう例は実は結構あちこちにあるんでは、と思っています。節電志向でエアコンに厳しい目が向けられていますが、それをガマンして熱中症なんかになっちゃ意味がない。そういうのをテレビで専門のお医者さんが言ってたりしますが…実は環境によってはエアコンの全然必要のない家庭、というのも実在するわけです。住んでる人間の体質や気質もありますし環境もある。それで問題ない、というのなら無理?に勧める必要もないのかも…と。
…が、変な遠慮は無用だと思うのです。使うべき時はきちっと使って使わない時はきちっと使わない。暑さがヤバいな、と思ったらエアコンつけてもいいと思うのです。そうしなくて例えば入院、なんてことになったら…それこそ意味がないではないですか。

03:08 AM | 固定リンク

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