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06/15/2011

二つほど 6/15

環境と言うか節電と言うか前に書いたことでも二つほど。

一つ目。サマータイム導入に評価人それぞれ(iza!)。…そりゃあ…当たり前ですがな。1時間前倒しで出勤・仕事・退社する、ということなのですからそれまでのサイクルが崩れてどうにも…という人とこれくらいなら別に何とも、という人が出てくるのは当然であります。
…ロシアでしたっけ、サマータイム廃止したのは。理由の一つに体調の急激な変化を訴える人が続出したから…とか。そういうのも出てくるとは思いますが、日本でも。
↑記事の論調とは若干ズレますが。…前にも書きましたけど、自分はサマータイムは別に節電にも何にもならないと思ってます。いや、節電効果そのものはあると思います。が、大規模停電に備えてのピーク時での節電…となると効果は疑わしいな、と。何せ昼間の最も電気食いそうな時間帯に仕事場にいるのは変わらんわけですし。
そもそも、と言うか何と言うか。夕方の1時間が増える(ただし睡眠時間と思われる時間が1時間減る)わけですから自由な時間が増えるのは前々から分かっていたはずで。それでも節電対策がある、とあちこちでうたっているんですが、実際のとこはどうなんだろうなあ…と。

二つ目。駐車するだけでEV(電気自動車)が充電できるようになる?(iza!) もちろん来年辺りから全国で実施、とかそういうものではまだありません。そういう技術の開発が始まった、という段階であります。
たしかにこういう「非接触式」で充電できるならば手間が大幅に削減できてEVの普及率も、ぐん、と上がるかも知れません。…まあ、その前に「充電床」の全国的な普及とか色々ありますけど…普及の一助になることは間違いないと思われます。
…が、現在の日本の電力事情でこういう「電力オンリー」てのはどうなんだろう、とか思ってしまったりして。今回の震災による停電で真っ先に困ったのは「オール電化」だったわけです。ガスのある住宅なら電気かガスどっちかが止まってもどっちか残っていれば例えば食事の用意ができます。しかし電気オンリーだと完全に沈黙してしまいます。基本、電気よりもガスの方が復旧は早いですし。
EVにしても電気がなければ走ることはできません。普通のクルマならガソリンをどっかから持って来れれば走ることはできますが、電気をどっかから「持ってくる」というのは液体運ぶのとはまた事情が違います。…そうなると両方使えるHV(ハイブリッド車)の方がいいのかも知れませんが…あれも問題ゼロってわけじゃありませんし。
…しかし一概に「使えん」とも言えんわけです。前に書きましたがEVを「蓄電池」代わりに使う、という方法もあります。電力供給の方法が何らかのカタチで進歩すればまた違った用法が生まれる…のかも知れません。

03:46 PM | 固定リンク

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