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05/02/2011

二つほど 5/2

海外から二つほど。

一つ目。一人乗り超軽量飛行機「フライナノ」今夏発売(CNN)。記事中にもありますが、たしかに「羽根の生えたジェットスキー」であります。
すでにドイツの航空ショーで公開され、夏に発売する予定ですが予約で完売状態だとか。
画像を見る限りではやはり「ジェットスキー」で、車輪がないため海上もしくは水上から飛び立つ専用のようであります。…軽量化ということなんでしょうか、そういうとこ。以前に「飛行機に変化するクルマ」というのをこのあれこれで紹介したことありますけど(ガレージに収まる、というのがコンセプトでしたが重量関係でなんかごたごたしてたような)あれとはちょっと違った印象ではあります。広い海上を飛び回ったら気持ち良さそうではあります…。
ただ、日本だとどうなるんでしょ、こういうのは。管轄はどこ、届出はどこ、とやっかいなことになりそうで。やっぱり飛行機の操縦免許か何か必要、ということになるそうな。まあ、↑記事でも明らかに航空機操縦の経験者が対象、となってますんでもし日本で発売、ということになってもやはりそういう人たちがターゲットになるのかも知れません。

二つ目。ビールだけで46日間の修道僧生活(CNN)。正直「いいなあ」と言うのと「大変そうだなあ」というのが混在してしまいました、自分の中では。ビール好きなんですが、それだけで一ヵ月半となると、やはり色々偏りそうで。
復活祭に先立つ「四旬節」、日本ではあまりなじみがありませんがキリスト教では節制が求められます。仏教やイスラム教だと戒律や断食などがあるのが知られていますが、キリスト教でもこういうのはあったりします。
…ヨーロッパビーバー、という動物がいまして。河に住んで木でダム作るげっ歯類であります。アメリカビーバーは有名で数もいるんですがこちらは絶滅寸前だったりします。理由は環境破壊と乱獲とされていますが…実は獣の肉を食べることを禁じていた修道僧が「あれは泳ぐから魚だ、食べてもいいんだ」ということで相当数獲っちまったからだ…という説があったりします(日本のウサギは飛ぶように走るから鳥だ、てのと似てるような)。実際には毛皮目的もあったようで、修道僧だけが、というわけではないようですけど。
日本のお寺とは違ってヨーロッパの修道院というのはお酒と関係してるところもあったりします。仏教は飲酒を禁じてますけどキリスト教はそうでもない、というところから来る違い、というところでしょうか…。
そういう関係から「ビール」なのでしょうけど。しかしよく↑記事読んでみたら飲み放題飲む、というわけではないようですな。一日4回(休日は5回)飲むんですが340mlだけ。通常の缶ビール一コだけ、ということになります。これで46日間はたしかにきつそうだ…。
こういう断食とか節制生活する時には医師の診断が欠かせません。そして終わった時は流動食のようにペースト状にしたもので少しずつ胃を慣らしていくのですが…「妻が2人の子どものために用意したハムのごちそうを前に、たまらずハムとマッシュポテトとグレイビーを食べてしまったという」(「」内↑記事より引用)…大丈夫だったんでしょうか…?

07:32 AM | 固定リンク

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