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04/04/2011

余計なお世話

そういう流れもアリ、なんですけども。
NTTコミュニケーションズの在宅勤務支援、問い合わせ増加(Yahoo!:読売)。もちろん震災のこともありますが、今夏に本格化が予想されている関東の輪番停電の影響もあるかと。職場に出てきても停電なら仕事になりませんし…場合によっては職場に出勤することも難しくなるかも知れません。その点、在宅勤務なら時間に縛られることもありませんし、環境を整えてノルマをきちっと話し合って決めておけばかえって効率がいいかも知れません。

しかし、よく考えてみると…こりゃ職種にかなり依存しちまうな、と。
こう言うとなんですが、デスクワーク中心ならそれでもいいのかも知れません。が、全部の職業がそれでOKというわけではありますまい。身体を使った仕事とかだとかなり難しいことになります。
それに今現在そういう職に就いていて「じゃあ、在宅勤務に…」というのならまだなんとかなりそうなんですが、現在求職中とか震災の影響で新たにそういう在宅でできる職を探す、となるとまた話は違ってくるわけです。

ネットが出始めた頃に盛んに喧伝されていた雇用方法ではありました。自宅でPCを使って自分の好きな時間に仕事ができる。大抵の場合はいわゆる出来高払いというやつで事務系の仕事を依頼されてそれを受けて報酬を得る…と。別にそれ自体は問題ないんですが、受ける側にもそれなりの意識が要求される仕事ではあります。
…いや、今でもあるんですが…かなり専門化されてるような印象を受けます。当たり前ですが依頼する側はある程度スキルのある人間を欲しがります。その辺がどうもエスカレートしてるのかな…と。いや、個人的な感想みたいなもんなんで(自分はそういう仕事はやってませんし)全部が全部てなわけじゃないと思います。ただ…なんか敷居が高くなっちまったな、みたいな感触だったんです…。

だからなんかそうカンタンにはいかないんじゃないか…とかそんなことを思ってしまったりして。こういう方法もアリだとは思ってますけども、なかなか浸透させるのは難しいんじゃないか、とか。まあ、余計なお世話と言われればそれまでなんですが…。

02:01 AM | 固定リンク

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