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04/25/2011

無理に煽らんでも

いいんじゃないのかな、と。この手の話題を見聞きするたびに思うのですが。
日本ではなじみの薄い「イースター」とは(iza!)…「復活祭」というのが日本名?ではあります。はりつけにされたイエス・キリストが「復活」したことを祝うお祭りで、キリスト教圏ではポピュラーと言うか非常になじみの深いお祭りであります(もちろん宗派によって違いはあります。敬虔な宗派だと様々な習慣や儀式をおごそかに行なったりします)。…しかしキリスト教の行事なわけです。日本の大部分の人のように特に信仰する宗教はないよ、てな国だと若干意味合いが違ってくるのでは、とか。

勘違いして頂きたくないのは↑記事はそういうわけではなく、純粋にイースターの紹介記事であります。こういう行事なんですよ、と。
ただ…どうも戦後しばらくしてから導入された「クリスマス」とか製菓会社の陰謀とも言われる「バレンタイン」とか、そういうのと同様に日本に定着させたらカッコよかろ、みたいなノリを他の行事にまで持ち込むのはどうかなー…と個人的に思っているのが「ハロウィン」と「イースター」であります。
別にそういう行事に飢えて?いるわけでもないでしょうに。なぜかその時期になると情報番組で取り上げたりするのがどうも受け入れられなかったりします。

それぞれに象徴みたいなものがあって「ハロウィン」はカボチャで「イースター」は卵になります。…もっとも、ハロウィンのカボチャはアメリカで流行りだしてから、という説もあります。例の「お菓子かいたずらか」てのも昨今の住宅事情ではなかなか怪しまれますし(本場のアメリカでも最近は色々意見が出てるそうで)。
イースターの卵はきれいに飾りつけた卵を草原なんかに隠しておいてそれを探し出す遊び、みたいのもあったりしますが…こういうのも日本ではあまりできそうもありません。幼稚園とかそういうとこでちょっと、というのならまだしも。
…そういう事情と言うかあんまし日本と合わないなあ、と個人的に思ってるんですがなぜかハロウィンの時は「仮装パーティだ!」みたいな煽りがあったりして。イースターの時は「卵を飾り付けて…」みたいな。いや、意味も知らんとそういうことしても意味ないと思うのですが…純粋?なキリスト教徒が見たらなんと思うやら。

そういう行事もあるんだよ、という↑記事のような話ならいいんですが。なぜか「騒げ!」みたいなノリになるのが、どうも。あんまし賑やかなのが好きじゃないせいもありますか。
ちなみに。モアイの石像のある「イースター島」というのはイースターの時に見つかったからそうなった、という話があります。そのノリ?なのか「クリスマス島」というのもあったりします。

05:32 AM | 固定リンク

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