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04/06/2011

夏にならないと

どうなるか分からないような気がしてきました。…もしかしたら後3ヶ月で原子力より安全で強力な発電施設ができるかも知れないし~…ってさすがにそりゃ無理ですな。時間かければ十分に可能なのかも知れませんが。でも可能性がゼロってわけじゃないですし。でもそれ言い始めたらスーパーマン的な何かでずばっと解決、なんてのもゼロじゃないわけですし。
実際問題として夏場の電力供給が足らなくなる、というのはほぼ間違いないわけです。現在東電の発電能力は4000万kwを超えるくらいとされています。最終的には4500万は行くのでは…とされてますが夏場に必要な電力は6000万kwほどだとか。単純に後1500万kw足りないわけです。
今夏、電力使用制限令発動へ(Yahoo!:読売)…これは国の方で電気の使用量をある程度制限(今回は前年比25%~30%)して、違反すると罰金などの罰則が科す、というものであります。対象は大口利用者、つまり大企業などが主になるのですが…。

産業界から電力制限に異論噴出(Yahoo!:フジサンケイビジネスアイ)。計画停電が始まってからこっち、すでに自主規制として前年比25%減への取り組みや計画立案が始まっているのになんで制限されるのか? ということのようであります。企業によっては例えば工場の操業を計画停電とは関係ない夜にしていたり、自家発電設備をフル稼働させているところもあります。
…まあ、こういうことができるのも大企業だから、という言い方もできますけども。小さなとこだと停電中は何もできない、というところも多く、場合によっては廃業に追い込まれるケースもあるのですが…。

さらに。大口利用者の使用量を一律25%減させた、として…本当にそれで電力が賄いきれるのかどうか…そういうとこもまだはっきりとは分からないわけです。場合によっては全体の4割を占めるとされる小口利用者…つまりは一般家庭も減らす、ということになるかも知れません(これは計画停電とは関係なく節電、ということです)。

ホント、分からん…どうなるか分からん…というのが実際のとこのような。東電の計画停電は4月いっぱいまで、とされてます。後2ヶ月くらいは停電なしで、つまり現在の発電量でも十分に賄えるのでは、と思われます。しかし7月から9月アタマくらいまでは…?
しかもこれ、今年だけではなさそうですし。何年か続くと思われます。となると経済や産業、そして外交、つまりは国家への影響も大きくなってくるわけで…どうなってしまうのでしょう…?

03:19 PM | 固定リンク

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