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03/07/2011

失言?の遺産

そりゃそうでしょうに…すれ違うのも当然かな、と思うのですが。
「全量買取り」産業界から異論噴出(Yahoo!:フジサンケイビジネスアイ)。ここで言う「全量買取り」とは「再生可能エネルギーの全量買取り」つまり二酸化炭素など温室効果ガスを基本出さない方法で発電したものを電力会社は「全部」買い取らないといけない、という制度であります。
なんでこんなことするか、と言えば。いわゆる環境に配慮した発電方法を普及させるためであります。やや極端かも知れませんが、確実に買い取ってもらえるならそれに見合ったコストで太陽光発電や風力発電で起業、とか。個人の住宅分も買い取るのでソーラーパネルなどを設置した住宅が増えることにもなります。もちろん、企業の環境配慮努力も進むのでは…と、そういうことになるらしいのですが。

が…電力会社が買い取る、ということは当然その買い取る分のお金はどっから来るんだ、てな話になります。電力会社が自腹を切る必要もないですし、それで会社としての体力が衰えたら意味がありますまい。よく出てくる例え「自分の家の資器材燃やして暖をとる」みたいなことになってしまいます。
まあ、電力会社のような国民の生活に密着している会社はそういうことにならないような仕組みになってはいるのですが。それでも国民の生活に密着している分、なかなかやりにくいこともあるわけです。

お金がないなら売ってるモノの値段を上げたらいい…とまあ、そういうことになってしまいます。つまりは電気料金を値上げして「全量買い取り」に対応する、と。…実は現行でも電力会社はこういう電気を買い取っています。しかしそれはあくまで「余剰電力」つまり余ってる電気。それでも若干値上げして、その分で買い取る…という仕組みになっています。これをもっと大掛かりにしよう、というのが「全量買取り」なわけですが…そうなるとこれまでのような小幅な値上げでは済まなくなる可能性があります。不景気感ばりばりの昨今にそんなことしたらさらに不景気になってしまうのでは…?

…しかしこうでもしないと温室効果ガスの排出量を1990年比で25%削減する…という目標なんか達成できそうもない、という見方もあります。いや、もっともっと激しい「環境配慮」しないとそんなん無理じゃ、という声も。どっかの誰かさんの考えなしの失言(自分はそう思ってます)がこんなところにまで影響してきているわけです。

10:03 AM | 固定リンク

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