« 二つほど 3/9 | トップページ | やめといた方が #2 »
03/10/2011
与党じゃないの?
なんかまだ発言や行動が野党っぽいような。
「つなぎ法案」に望みを託す民主党…子ども手当の今後(iza!)。あちこちのニュースでもやってますが、こないだ国会で成立したのは予算案だけになります。…これもよく家計に例えられますが…「今年はコレとコレを買ったりローンがある予定だからいくらいくらお金が必要だね」というのが予算案になります。つまりは「必要になる金額」を示した案だったわけです。そしてこれは成立しましたんで、その金額分使うことができるようになりました。
が…そのためには財源をはっきりさせないといけません。
またまた家計に例えますと、「いくらいくら使おうね」と奥さんが言っても旦那が稼いでくるお金は一体いくらになるんだろう、どれくらい使えるんだろうか…ということになります。国で言えば「税金」なわけですが…その税金をどういう風に使っていいか、あらかじめ決めておく必要があるわけです。
「関連法案」と呼ばれておりますが、これは「予算案」とセットで国会通過させるのが常でした。…考えてみりゃ当たり前な話で。お金を使う目的とお金の使い方は切っても切れない関係にありますから、どっちだけでも意味はないわけです。
しかし今回は「お金を使う目的」の方だけ。自民党を始めとする野党の攻勢が厳しく民主党など与党の思うように法案が通らない。じゃあ、まずは予算案を成立させて「お金の使い方」はばらばらにしてできるとこから通して行こう…と。
その一つが今回の「つなぎ法案」になります。来年度全部、ではなく6ヶ月分だけ通そうじゃないか…ということのようで。その中には民主党の目玉?企画「子ども手当」の継続も含まれています。現状、成立した予算案だけでは4月から色々なことができなくなったり影響が出たりします。そこらをどうにかするためにはある程度でも「関連法案」を通さないとヤバい、くらいのことは与党はもちろん野党も分かっているはずであります。
しかし民主党の岡田幹事長は「いろいろ努力をしているんですが、野党の方はそう簡単ではなくて…」(「」内↑記事より引用)と。
…まあ、言いたいことは分からんでもないんです。ただ…民主党が野党だった頃はどうだったんだ、と。明らかに国民の失笑を買うような反対までしてたではないですか、と。それでそういうこと言いますか、と。与党になってもう大分経つってのにまだそういう言い方しかできないんですか…。
なんかこうなってしまった最大の原因は民主党が与党になりきれていないことにあるような、そんな気がしてきます。失言とかそういうのもありますけど、体質の問題なのかなあ…そういうとこが変わらないと何も変わらないような気がするんですが。
01:35 AM | 固定リンク