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03/23/2011

二つほど 3/23

ある意味最もライフラインに直結。

一つ目。罹災した「固定電話」9割が回復(Yahoo!:読売)。3/19に30万回線が不通…と書きましたが現在は16万回線にまで減ったとのことであります。
ピークの3/13には145万回線が不通だった、とのことで。10日ほどで一気に回復したことになります。
これで9割は使えるようになった、とのことですが。残り1割が大変に難しいのだそうで。通信施設が実際に地震や津波で被害を受けていて、そういった施設の復旧そのものに時間がかかりそうなケースも多く…短期間で簡単に進むようなものではないんだそうであります。
ここまで電話網を設置してきたのにも相当な時間がかかっています。それと同じ時間、とまではいかなくても…いや、場合によってはさらに困難なケースも予想されます。これは携帯があるから別にいいや、という問題でもなく。一日も早い復旧が望まれますが…完全な復活にはまだまだ時間がかかるようであります…。

二つ目。東京電力の「輪番停電」グループ、現行の5分割から25分割へ(Yahoo!:ロイター)。これは現在の5グループの下にそれぞれ5つのサブグループを設置して25に分ける、というものであります。そのため現在所属しているグループに変化はない、と思われますが…?
ご周知のように一定時間ある地域だけ意図的に停電させて、東京電力管内が予測不能の大規模停電に陥るのを防ごう…という取り組みであります。福島原発をはじめ発電所にも地震の被害が及んでいて発電能力が落ちているための措置でもあります。
が…これが「停電する」と言ってしなかったり。あるいはグループ分けが煩雑で自分がどのグループにいるか分からなかったり。挙句の果てに被災地も停電させるわ、病院など本当に重要な施設で停電しているのにパチンコ屋には影響なし、とかそういう事例がたくさん出てきました。
…これは変電施設単位で電源を落とすため停電したりしなかったりするらしいのですが。さらにどうしても停電させられない施設(電車とか、ですかね…それだけじゃないっぽいですが)に連なっている場合停電しない、とかそういう「不公平」が出てきてしまっているからであります。
そのため停電させる区域を細かく設定できればその「格差」も少なくなる、という狙いなわけです。今後夏場も停電が予想されていますが、正確にその時間を知ることができれば対応策も打ちやすいことになりますし。
しかし…東京の23区には除外されている区も多いですし。他県でもなぜ停電されない区域があるのか、そういうところの説明をしっかりやっていかないと「国民の理解を…」と言ってもなかなか納得できないものがあると思うのですが。

02:10 AM | 固定リンク

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