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12/08/2010

二つほど 12/8

愛らしい?で二つほど。

一つ目。中国で「余ったパンダ」を野生に戻す試みが本格化(Yahoo!:毎日)。しかし記事を見るとなんだかアヤシゲなパンダが子パンダをつまみあげている…? 実はこれ、人間に懐かないように飼育員がパンダの着ぐるみを着て作業しているんだそうであります。
実はこういうのは他の動物でもやったりします。例えば…海鳥の類とか。
人工飼育された個体を放す場合もそうなんですが、現地でエサなどをやったりする時は「親のくちばしに似せた」長い手袋を使ったり。あるいはヒナの周りをやはり鳥の着ぐるみ着て走り回ってみたり。これは人間でないもの、ということでなるべく野生の状態に近づける一つの方法として確立されてるんだそうで。特に鳥の場合は「初めて見た動くものを親とする」いわゆるインプリンティングがあるので、人間に懐かれないためには有効な手段、とも言えますが…。
はたから見たら結構楽しそう…というよりやや不気味にも思える光景ではあります。人間はすぐにニセモノだ、と気づいてしまうんですが動物は場合によってはほとんど気づかない、って話もあるんですが…。

二つ目。国内のコアラが激減中(Yahoo!:毎日)。コアラはオーストラリアの野生動物保護法によって「輸出」が禁止されています(特別に貸したりすることは可能)。つまりオーストラリアに住む野生のコアラを日本へ持ち帰ることはほとんど不可能ということになります。そのため他の動物園から「もらう」か「買う」ということになるんですが…「数」そのものが減っている現在、そういうのはなかなかないんではないか、と思われます。たしかラッコも似たような状況だったような…。
しかもなんかコアラの病気が流行している…とかそういう話もあったりしますし。
個人的には特に好きな動物、というわけではないんですが(ユーカリしか食べないとか習性は非常に興味深いんですけど)…パンダも別に好きな動物でもないんですが…なんだか少しずつ減ってきている、というのが何か惜しい?ような気がしてます。一般には大変人気のある動物なわけですし…なんとか回復できないものか、とは思うのですが…難しいんですかね、やはり。

01:51 AM | 固定リンク