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12/21/2010

二つほど 12/21

色々と事情が変わって二つほど。

一つ目。講談社の子会社「星海社」出版だけではなくWEBなどとの連携を目指す(iza!)。これは一つのカタチかな、と思われます。何が何でも電子書籍というのではなく(将来的には参入も考えている、とのことですが)紙の媒体としての書籍とWEBとの連携。時代の変遷と言うか流れと言うか。変わらないものなんてありませんからそれに合わせて自分も変化していく、というのは重要なことかと。
ただ、いくつか問題もありそうな。「コピペ自由」ということはかなり広範囲に渡って色々使えてしまう、ということで…例えば文学賞へのつぎはぎ応募とか。あるいは盗作への疑惑とか。そういった面がやはり心配になってしまうのですが…現行のように「黙認」というだけでは進まないのもまた事実。こういうとこも「変わって」いかないといけないことなのかも知れません。
こういう業務形態というのは、一部なんかこういうのがあったような気がしますが…ここまで大掛かりなのはなかったように思います。やり方の一つとしてこういう「変化」が受け入れられいけば、また違った何かが出てくる…のかも知れません。

二つ目。トヨタの高級車「セルシオ」の盗難増、盗難防止装置が最近の手口に合っていないから?(Yahoo!:時事) 一頃はいわゆる「高級車」の盗難が相次いでいたのですが、ここんとこはそっちの業界?の事情が変わってきたらしく…業務用に多く使われる「ハイエース」が盗難1位なんだそうであります。
自動車の盗難が最も多い県と盗まれる確率の高い車種は?(カーライフファン.com)
これは「高いクルマ」よりも「使えるクルマ」の方がそっちの市場?で人気だからなんだそうであります。工事用車両なんかも盗まれるこのご時勢(普通車よりも警備が甘くなるので盗まれやすいんだとか…)。盗難車をそのまま輸出するわけではなく。バラしてパーツや部品にして向こうで組み立てるんだそうで…こうすると摘発しにくくなります。
某テレビ番組でやってましたが。わざと日本語の「○○建設」とかそういうペイントは残すんだそうで。…そうすると日本製ということが示せて高値になるとか。盗まれた建設会社の人がそういうニュース映像見てたら自分の会社の名前の入った見覚えのある車両が映し出されてびっくりした、とかそういう話もあります。
一方のセルシオは工事用でも業務用でもないんですが…どうも2006年に製造中止、ということで盗難防止装置「イモビライザー(キーと車体それぞれに設定してあるパスコードが合致しないとエンジンがかからない)」がやや古くなってる…ということなんでしょうか。最近の盗難技術だと解除できてしまう、ということで増えているかも知れない、と。
やはりこういうのは「いたちごっこ」みたいになってしまうもんなんでしょうか…。

02:34 AM | 固定リンク