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10/29/2010
隠すもんですし
マサチューセッツ工科大学の研究チームが発表「見た目で投票する傾向あり」(CNN)…調査はもちろんアメリカで行なわれたものですが、記事によれば他の国でも似たようなもんではないか、と。そして調査対象にはなってませんが、日本でも似たようなもんではないかなー、と思うのですが。
一例として、タレント議員というやつですか。ネームバリューだけで当選してしまう。もちろんタレントですから顔がいい場合も多いんですが、それよりも具体的な政策よりも顔と名前を知ってるから、だけで投票されちまうわけであります。
一頃は大変にもてはやされたものですが。…そう言えば大分前になっちまいますが、海外在住の一週間くらいで議員辞めた某大物タレントとか、そんなんもいましたか。なんか辞める時に周囲からクサい芝居の引き止めやってて、アレには吐き気すら覚えたものですが。…いや、海外在住そのもの、と言うかたしか日本国籍持ってなくてしかも指名手配中とかそんな人を立候補させたこともありましたっけ。なりふり構ってられない、と言うか意味も何もない、と言うか。もちろんタレントでもきちんと仕事して結果出してくれりゃいいんですが…最近では結局二足のわらじを履きこなせなかったタレント議員サンもいましたけど。
さすがに最近は名前だけ、というだけではなかなか当選しにくくなってる…ような気がします。ある意味さびしいもんですが、そろそろ国民もだまされてばかりじゃないんだぞ、ということを政治家のおエライセンセー方は分かってきて…なさそうな。
ただ、選挙で政策もなんも分からん、そんな中で立候補者を見比べた場合。どうしたって顔のいい人を選ぶのはある意味当然だと思われます。↑のタレント議員ですと、悪役とかやり続けた人が立候補…てのはあまり聞かないような気がします。芸能関係ならなんか力のありそうな人とか正義の味方的な役をやっていた人、とか。スポーツ関係というのは日本ではかなりストイックに見られるので成功例が多いかと思われますけども。
本当は政策面できちんと判断した方がいい、というのはみんな分かってると思うんですが、ねえ…いかんせんそういうのを隠して「国民の皆様のため」「不正をぶっつぶし」なんて実現できるか分からんようなこと、平然と言われりゃ判断に迷うってなもんじゃないんでしょうか…?
03:36 AM | 固定リンク