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07/30/2010

そんなにキレイな方が

いいのかなあ…料金上乗せして高級感を! てな時代でもないでしょうに。
「青春18きっぷ」今年冬季発売未定(nifty:リアルライブ)…発売期間:「春」平成22年2月20日~平成22年3月31日 「夏」平成22年7月1日~平成22年8月31日…までは確定しているのですが、「冬」がまだ決まっていない、という状況ののようであります。例年なら「春」「夏」「冬」と休暇シーズンから帰省シーズンに合わせるように発売されていたのですが。
JR東日本:おトクなきっぷ 検索:青春18きっぷ
「18きっぷ」とついてますが、18歳しか使えない…という年齢制限はありません。ただ、やはり若い人ほど使う傾向が高くのなるのはなんだか事実っぽいんですが。

基本的にJRの路線はほとんどをカバー(+JR西日本宮島フェリー)ただし「新幹線」や「特急」には乗れません(急行ってカテゴリはJRには現存してるんですかね…?)。「快速」「普通」の「自由席」にのみ乗ることができ…期限は一日のみ(午前0時をまたぐ列車を利用の場合は最初に停まる駅まで)になります。…つまり乗車券はコレで、特急券は別で…という使い方もできません。あくまで「快速」「普通」の「自由席」のみ、となってグリーン車にも乗れません(どうしても乗りたい場合は別に乗車券とグリーン券を買う必要が)。
販売は「1人で5回分または5人までのグループ利用ができます。」と↑のJRサイトで説明してるように一枚のキップに5つの枠があって、そこへ駅員サンにスタンプ押してもらう形になってます。「1人で5回」ならそこへ一回乗るたんびに押してもらい…「5人までのグループ」なら同時にスタンプを押してもらう仕組みになってます。そのため自動改札ではなく駅員サンのいる改札口へ行く必要があります。

…昔は「5枚つづり」だったんですけどね。そうなるとバラ売りとかそういうのが増える…と言うか昔はバラ売り当たり前だったんですが。ただ、そうなると皆に安く列車に乗られる、というのがやっぱりイヤだったんでしょうか…。こんにちのように切り離せない形になってしまいました。
何せ5回分で11500円。つまり1回あたり2000円弱。近郊を移動、というのではなくちょっとした旅行へ…という場合なら2000円なんてのはさっさと消える金額ではあります。しかもこれでは快速までしか乗れないから特急や新幹線には乗りません。…実際、自分は昔関東地方への帰省でコレを2枚使ってましたが(往復で4枚、残った1枚で小旅行…とか)乗車券から考えるととんでもないほど割安ではあります。しかし時間は非常に食いました…丸一日以上かかってましたから。新幹線や飛行機使えばはるかに短くなるのに、です…。

ちょっと前からの(ここんとこはまた若干違った路線なような)JRの「高級化」からするとなーんか18きっぷてのは泥臭くてそぐわないな、そのうち廃止さんれるんちゃうんか…とか思ってたんですが。鉄道は好きなんですがここ最近の「キレイで豪華な列車さえ走らせとけばいい」的なJRの方向性は個人的にはあんまし好きになれない方で。
元が国鉄のJRには「地域の足」といった意味合いも強いと思われるのですが。バスもまともな道路もない、そんな駅だって地方にはいくらでもあるわけです。そういう場所ではJRが足となる以外はないんですが…やれ特急だなんだと豪華な列車ばかり走らせる。普通列車は本数激減。…それで採算が合うのならまだいいんですが。地域からブーイング受けてなおそういうことでは…意味がないんではないか、と。

↑記事中にもありますが…なんかこの機会に18きっぷもやめるつもりなのかなあ、というのは個人的にはずっと思っていたことではあるのですけれど。…非常にいいアピールの場だと思うのですが。JRを身近に感じさせることができて。

04:41 AM | 固定リンク