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07/11/2010

二つほど 7/11

華麗?に二つほど。

一つ目。ドイツ・占いタコのパウルくん(2歳)実は明るい方の国旗を選んでいただけ?(Yahoo!:スポニチアネクス) サッカーW杯で驚異の的中率を見せている「マダコ」であります。方法としては対戦国の「国旗」が入った透明な箱(エサ入り)をそれぞれ二つ用意して、どっちを選ぶか…というもの。当初は明らかにW杯盛り上げのための軽いネタ…とかそんな感じだったんですが。次々と予想が的中していって、ちょっとした話題になってしまいました。
自国ドイツの負けを予想してしまい、しかもそれが本当になって「食ってやれ」とかそんな意見まで。逆に勝ったスペインからは「英雄だ」とか何とか賞賛されたんだとか。
…しかしなぜこうも当たるのか。↑一説によればタコは明るい配色のモノに引かれる傾向があり、ドイツ国旗の赤と黄色に反応したのではないか…と。たしかにスペインの国旗の方が赤と黄色の領域が広くなってます。…もちろんこれだけで決まってしまうわけではないでしょうけど。でもドイツと戦った相手ってたしかに赤とか黄色とかが少ない国旗になってるような…。
3位決定戦は見事に「ドイツ」で的中。ここまで的中率100%。そして…日本時間の今日深夜に行なわれるオランダvsスペインの決勝戦ではスペインの優勝を「予言」…スペインの国旗の方が派手なんですが…さて、今回のW杯の予想を100%でしめくくれるのでしょうか…?
ちなみに。マダコの寿命はそんなに長くない(1年~3年程度)らしいので次のブラジル大会でパウルくんが予想できるか、と言うと…ちと難しいそうです。

二つ目。大老井伊直弼が殺害された「桜田門外の変」奉公人の証言見つかる(Yahoo!:読売)。「桜田門外の変」とは水戸・薩摩系の浪士に幕府の重鎮である大老が殺される…という当時としても驚きの事件であり、これをきっかけに暗殺や粛清が加速した…という見方もできるほど大きな事件ではありました。
井伊家と言えば徳川家にとっては譜代中の譜代。「井伊の赤備え」と呼ばれ、常に幕府の中枢にあった家であります。実際、大老や老中もかなりの数輩出しています。…そんな名家が扱い上は浪人に討たれてしまう…しかもやすやすと(ただし雪が舞っていたので刀の雪よけを付けていて抜刀しにくかった、とか襲った側も慣れていないので手間取った、とかそんな話もあったりして)。
…警護の武士とかいなかったんかい、と思うかも知れませんが。実際にはかなりの数の武士がいたはずなんですが、そこはそれ幕末直前であります。数百年の泰平の世のため一度も抜刀したことのない武士なんかいても役に立たなかったんでは…と言われてたんですが、実際に↑のような内容の文書が出てしまうと。まあ、そんなもんではなかったのかな、と妙に納得してしまうものではあります。
何せこれよりもっと前、松平定信辺りの頃、老中田沼意次の息子・意知が江戸城内で殺害されてますが…この時も(江戸城内だから脇差でも帯刀してる武士はいっぱいいたはず)↑と似たような状況だったんじゃないのか、逃げちゃった連中も多かったんでは…てな話が残っています。
まあ、そこまで平和だった、ということはなるのですが。時代的に刀振るう時代じゃなかったんじゃないのか…江戸期てのは、とか。
それでもこれも時代の流れと言うべきなんでしょうか…幕末も時代が下がってくるときちん?と刀を振れる「戦う武士」が多数出てくるようになります。その辺、どっちが良かったのか…意見が分かれるところかも知れません。

11:17 AM | 固定リンク