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06/09/2010
どこまで行けるのか
ちょいと、不安…むしろかなり不安。
一応新内閣の一員となる長妻厚労相「子ども手当の満額支給、ほぼ無理」(Yahoo!:毎日)…現在のとこ26000円の半額である13000円を支給する、ということになってます(今月とか来月に実際に支給されるのは4・5・6月分なんで額としちゃかなりのもんになるんですが)が。来年度以降は衆院選時のマニフェスト「26000円」を支給する、となってたんですが肝心の財源がありません。マニフェスト発表時は「埋蔵金(ムダな予算を切り詰める・特別会計から捻出する)」と言ってたんですが…それもどうも無理なご様子。そこで来年度以降も13000円になるんではないか…と。
…子ども手当と入れ替わりに廃止する予定の児童手当をもらってた方が割が良かった、なんて声もあったりするんですが。…まあ、額面通りに支給できないから現物支給(幼児や児童などにより良いコトができる場所へ予算をまわす)とかそんなこと言い出すよりはマシかも知れませんが…「やっぱりできません」てのはかなり影響あるんではないかと思われますがね。
さらに菅政権では「官僚排除」ではなく「官僚と協調」を目指す、とのことで。
菅内閣の「基本方針」発表(Yahoo!:読売)の中の「政務三役と官僚は、緊密に意思疎通を図り、一体となって真の政治主導による政策運営に取り組む」(「」内↑元記事より引用)というのがその理屈だと思われますが。…官僚てのはその道の専門家なわけで。それを全部「ダメ」と切り捨てるんではなく利用できるところは利用する…というのは決して悪いことではないと思うのですが。ある意味昔話の「姥捨て山」の結末みたいな。
しかしなんで鳩山前首相や小沢前民主党幹事長はあれほど目の敵にしてたんですかね…? 知識も見識も経験もない人間が専門的な事柄語ったってシロウトのたわ言以外何物にもならないってのに? ここまでひどくはないと思いますが何も知らない幼稚園児に有人宇宙機の月面着陸の管制任すみたいなもんで。政治主導にする、てのは考えることのできるアタマを切り離すことだけなんかなー…と思ってましたが。
でもまあ、それも。どこまで小沢路線から離れることができるのかなー…と。ここまでの運営では「政治家オンリー官僚ダメダメ」てな路線が明確に決まってきてると思うのですが…民主党。
そして…参院選は7/11で調整予定(Yahoo!:読売)。さらに…郵政改革法案は今国会では見送り…? いいんですかね…国民新党の方は…? 社民党と同じようなことになるんでは…?
08:13 AM | 固定リンク