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03/05/2010

真面目な話

これはイカンでしょう…。
アメリカ・ニューヨークのジョン・F・ケネディ国際空港で「こども管制官」(iza!)。これは特別に空港側が許可出して児童を招待して交信(それですらヤバいですが)したわけではなく。管制官の父親が無断で自分の子供を管制室に入れてしかも交信までさせてしまった、という…。一応許可取れば管制室に子供が入ることはできるのでしょうけど、さすがに交信までは許可されないでしょうに。
基本的にどこの空港でも管制室と言えば大忙しなのではと思われますが。しかも舞台はジョン・F・ケネディ国際空港…世界のニューヨークですぜ。そんなのほほん、とした職場とは思われないのですが。

コトの発端は交信記録(多分音声付き)がネット上に流れたことであります。
…この時点で「?」なんですが…不本意に流されたのかあるいは誰かが意図的に「公開」したのか、その辺によって状況も変わってくるような。↑の記事中では「公開」となってますが…まさかそういう交信記録を公開する義務がある、とも思えないのですが…?
こども管制官?とパイロットのやり取り、そして父親の「今日は子供の学校が休みなんだ」という言葉。
…そこまでヒマがあるんかいなあ、と。いや、ヒマがゼロってことはないでしょうけど、そういうやり取りができるほどの時間があるのかなあ、と。父親?が何か話したってことは横から話しかけた?ってことなんでしょうけど…そういうことも可能(技術的に、ではなく)なんだろうか、と。

周りの関係者はどう思ったんだろう…その辺が一番気になるところではあります。無断で子供連れて入ってあまつさえ業務の一部を子供にやらせる。そういうことに寛容な職場なんだろうか、と。我々一般人からは秒刻みで細かい指示を出していく、相当に神経を使う職場のように思うのですが。実際はそうでもないんでしょうか…?
解雇ではなく停職処分。…妥当かどうか、そこまでは部外者には裁定できますまい。でも空の安全はやはりスペシャリストにお願いしたい、というのはどこの国でも共通する思いなんではないでしょうか…?

08:26 AM | 固定リンク