« 初のハイブリッド | トップページ | 二つほど 3/27 »

03/26/2010

危機回避、一応の確定

クロマグロの禁輸が議題として提出され…一応委員会段階で「否決」となったカタールでのワシントン条約会議ですが。反対した国が本会議で再投票を申請するもできたのですが、それもなく。これで今回は「大西洋及び地中海クロマグロの禁輸」は完全否決、ということになりました。
Yahoo!経済トピックス:マグロの漁獲規制
…それでも影響ゼロってわけじゃあ、ないんですが。ここまで「禁輸反対」とやっちゃった以上、世界第一のマグロ喰い国家としても保護策などをきちんと提出していかないと顔向けできないでしょうに。昨日のテレビのニュースでは「保護や完全養殖に対して支援を…」とやってましたが、どこまでできるんだろうか…? というのはまだまだ未知数なような気がします。実際、密漁なんかも相当数あるって話もありますし、コトは大西洋だけではなく太平洋にも影響出そうですし。

しかもマグロだけではなかったのが今回の会議であります。
サメ類8種と宝石サンゴを「輸出許可制」にして規制しよう、という案も出ていたりしましたが…これは委員会段階でニシネズミザメ一種を規制対象にするということで可決。しかし本会議で逆転否決、ということになり今回での規制案は全て否決された、ということになります。
クロマグロの「禁輸」に比べると「輸出許可制」の方が軽い?ような印象を受けます。しかもサメというのは食材ではあるんですが一般の人にはなじみが薄いですし。宝石サンゴだって特産品ではあるのですがまさかクロマグロほどに認知されているわけではないでしょうに。
サメはフカヒレの材料に(ただし、ニシネズミザメは日本ではそれほど使用しないらしい…)サンゴは宝飾品に。いずれにしても「ぜいたく品」とか呼ばれそうな品々ではあります。それでも日本の産業の一端を担っているのは間違いないわけで。…てことは今後こういう意外なところで規制→意外なところで生活に影響、てなケースが出てくることも予想されます。

本来ワシントン会議は絶滅しそうな動植物を保護するのが目的です(例えばアフリカゾウの象牙は現在当然のことながら原則全面禁輸ですが…自然死したゾウの象牙、というのが相当な量の在庫になってるから一回だけ輸出OKにしてくれないか→否決、というのもあったりします。その象牙が本当に自然死のゾウのものなのか確認できないところから、かも知れませんが)。決して経済活動や伝統を阻害するのが目的じゃあ、ないんです。
そういうとことも密接に結びついているのが世界ではあります。だからこそ難しい一面もあるんですが…。

10:11 AM | 固定リンク