01/28/2010
二つほど 1/28
なんか色々壊れてる二つほど。
一つ目。平野官房長官、外国人参政権問題「地方が何言っても関係ない」(Yahoo!:産経)、つまりは国の住民なのだから参政権を与えるべき、とそういうことをおっしゃりたいのではないかと思われますが…大丈夫かな、なんか疲れてらっしゃるんじゃないですか、休養でもとったらいかがですか、と色々心配してしまいます。「地方参政」ってまにふぇすととやらには書いてあったんじゃないですか? でもその外国人参政権は書いてなかったんじゃないですか? まにふぇすとってそんな簡単に破棄していいんですか。国民との契約じゃあ、なかったんですか…へー…契約ってそんな軽いもんだったんですか…。
先日も普天間基地問題で日米が過去に同意した「辺野古沿岸へ移設」…その辺野古沿岸が含まれる名護市市長選挙で移設反対派候補が当選しても「斟酌する(考慮する)必要はない」と発言(Yahoo!:時事)してますし。肉体よりも精神の方がちょっと疲れてらっしゃるのかな…まあ、激務でしょうしね官房長官て。継続していくのは大変なことだとお察しいたします。
ただ…これがもし本気でおっしゃってるのなら…ホントに大丈夫ですか、と。なんか壊れてるんじゃないですか、と。これじゃ民主党もたまったもんじゃないでしょうし。ホント、テキトーな発言は聞き飽きてるんです。
…ところで。裸の王様って童話、知ってますか?
二つ目。曹操の墓を証明するために「曹」姓「夏侯」姓の男性募集中(Yahoo!:時事)。なんかこっちも壊れてきてるような。以前ちょっと紹介した「三国志の曹操の墓」発見! ですけど。その後「ありゃニセモノだ」「証拠品は盗掘品だ」「今までいくつ同じような墓が出てきたと思ってんだ」と内外から批判と言うか冷たい視線と言うか、そういうのが集まってたんですが。まあ、こういうのの真贋というのはなかなか決着つかないもんですから(何千年前の人なんだか)そう簡単にはいかないかな…と思ってたんですが。
DNA鑑定やるから姓の同じ男性募集、て。
一つの方法ではあるんですが、なんか方向性が狂ってるような気がしてならんのです、個人的には。例えば「私は曹○です」てな男性が来たとして。…その人が本当に昔々からずっと「曹」の血を継いできたか…ってどうやって証明するんだろう、と。途中で何かの事情で改姓したことがない、と言い切れるんだろうか。いや、姓は正しくても先祖のどっかで養子とか入って血の繋がりが絶たれていたらどうするんだろう…? とか。
DNA鑑定ですから「近い」という結果が出る可能性は十分にあります(どこでそう繋がってるか分からないもんですし。人口の多い中国ですし)。で、もしそういう結果が出たら「ほら見ろ。これでこの墓は曹操のだ」と言い切ってしまうつもりなんだろうか…と。
…もうちっと…副葬品とか文献とかそういう方面から攻めて欲しいな、と思うのですが。…ある意味、ですけど別に無理に確定しなくてもいいんじゃないのかな…とか。そんなことも思ってしまいます。遺族が生き残ってるわけでもない現代では、タイムマシンでもない限り100%の確定は不可能なわけですし。
05:09 AM | 固定リンク