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11/20/2009

むしろ上げないで

夜間のクルマの安全運転に「ハイビーム」を(Yahoo!:両丹日日新聞)…夜間での事故が増えているためライトの照射面積が広い「ハイビーム」にしましょう(ただし対向車や先行車がいる場合除く)という取り組みなわけですが。
…これはかなり地域差も出てくるかな、と思われるのですが。↑記事の発信元は福知山なんですが、この「ハイビーム」を…現在自分が住んでる辺りにそのまま導入しちまうと結構大変なことになってしまいます。

自分は某関西圏から関東へ越してきたのですが。
某関西圏の時は全然(結構夜中出ることが多かったにも関わらず)気にならなかったのに、関東来てから気になりだしたことの一つに「クルマのハイビーム」てのがあります。…諸事情あってこっちでも夜に出ることが多く、その場合は自転車なんですが。こっちでは町中にも関わらずハイビームで正面から来るクルマが多くて多くて。
中には後ろから来たクルマがいきなりハイビーム→普通に追い越す、なんてこともあったりします。
もちろんそのケースの中には対向車や先行車がいても、という場合も含まれます。あれじゃあ事故が起きても仕方ないなんでは…と。

ただ。この原因もなんとなく分かったりします。クルマではない側、つまりは自転車や歩行者などにもその原因があります。
何せこっちに来てからびっくりしたことの一つに「自転車の自由奔放さ」というのがあったりします。やはり暗い時分に自転車で行くと、ほぼ半数はライトを着けていない。交差点(信号もない程度ですが)に左右確認どころか携帯いじりながら平気で突っ込む。並列は当たり前。…しかも後ろからクルマが来てもそのまま、ということもよくあるもんですからこれは夜間になると「ハイビーム」にしないとクルマの側もたまったもんじゃないな、と。事故ともなれば自転車の方が弱い(状況にもよりますが)んでしょうし。

こうなってくると「お互いのモラルの問題だな…」というありきたり?な結果になるのは仕方ないのかも知れません。↑こういうのは町中で夜でもある程度ヒトやら自転車やらクルマやらが通る、それなりのは幅(もちろんクルマが行き交う分には問題なし)の道での話ですから。
…これがちょっと山の方にでも入って辺りは結構暗くてヒトも自転車もそんなにいない…となると逆にハイビーム(もちろん対向車や先行車がいなければ)となるのではないか、と。
場所や状況それぞれにおいてドライバーが適切な判断をする、というのが一番なのでしょうけど。それがなかなか難しいというのもなんだかなあ、と思ってしまいました…。

08:53 AM | 固定リンク