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11/02/2009

ただ多様化しただけ

なんじゃないのかな、と思ってみたり。
テレビ視聴機会減も、決して「テレビ離れ」とは言えない(iza!)…これは「デジタルネイティブ」つまり「生まれた頃からPCや携帯がそれなりに普及していた世代」がテレビとどう向き合うか、というシンポジウムだったようで。実際に触れる機会は減っていてもテレビはまだまだ健在だぞ…ということを言いたいのではないか、と思われるのですが。

まあ、新聞に関してもこういうのがよくあったりしますが。別に昨今の流れはそういう媒体を締め出そう、としているわけではないのではないか、と。ただ…選択肢の幅がかなり広がってきているので別にどれか一つに限定する必要がなくなってきているのではないか…とか。
↑記事中では、回答者の半数以上が携帯のメールやPC見たりしながらテレビを見ていることに対して「テレビとネットの連動性」…テレビで分からない語句を携帯で検索したりしているのではないか、と述べられていますけども。たしかにそういう使い方してる人もいるんではないかと思われますが…。
多分、テレビ見ながらネットやったり(もちろんテレビの内容とは無関係)友人にメール送ったり(もちろん内容とは無関係)してるだけなんじゃないのかなあ、と個人的には思うのですが。片手間にメールやらネットやら、というのは実はそれほど難しくなかったりします。時間ない人は重宝しますし。効率よく見る、というか情報入手するためにはそういう方法も選択肢の一つに入るでしょうし。

100人の観客のうち今まで80人くらいがテレビを見ていたんですけど、その80人がネットや携帯に20人くらいずつ分割されてるような状況で、テレビには20人ほどしか残っていない…と。でも残り80人がテレビを全然見ていないかと言えばそうでもなく。他の媒体と「共有」しつつテレビも携帯もネットもやってる、というのが現状ではないか、と。
一昔前と言えばそりゃあテレビくらいしかなかったわけで(それより前になると映画しかなかった…とかそんな風になりますか…さらにその前となると紙媒体や直接鑑賞とか)。結構メインになる媒体が決まってたんですが。
最近はそうでもなく、楽しめるコンテンツというのは色々様々存在してます。どれか一つにこだわる必要もなく、その時々に応じて自分が欲しいモノを選んでいったらいいんじゃないの? と思ってしまうのですが。

04:04 PM | 固定リンク