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11/18/2009

色々ごたまぜ

みたいな意味合いだと思ってましたが「バラエティ」って。
放送倫理・番組向上機構(BPO)の放送倫理検証委員会が意見書を提出(Yahoo!:産経)。これまでの「治癒」ではなく「予防接種」的な意見書になっているとこの記事では述べていますが。さらには現場に読ませるために挿絵やくだけた表現での意見書になった(iza!)、とのことですが…。
ま、現物見てませんしどんなのだか分かりませんが。意見書は意見書なんで「読んでもらう」とかそういう意味合いのもんじゃないと思うのですが…挿絵とか「この後スグっ!」とか。そういうとこだけ見るとなんか履き違えてる気がせんでもないんですが。

バラエティ番組、と言うよりテレビ番組全体…いや、あらゆる創作物に言えることだと思うのですが。観たり読んだり聞いたりした人100%が「これは良いものだ」「ああ感動する」「面白い、これ最高」と感激しまくるモノなんてのは存在しないのではないかと。名作と呼ばれる作品群はその割合が非常に高いということなんではないか…と。
いわゆる低俗なバラエティ番組にだってファンはいるわけで。それを面白いと思う人は確実に存在してるわけです。だから全部の意見をくみ上げての「意見書」というのも必要かと思うのですが…。
社会的にはやっぱり、とか色々あるでしょうし。低俗なのを認めるわけにはいかない、的な空気もありますし。そうそう単純にはいかないものではありますが。

「テレビなんてウソばっかだ」…と、そこまで言い切るつもりはありませんが…ネタはネタとして、と言うか。全部が全部マジなわきゃねーやん、と言うか。生きていく時だって全部が全部本気ではないでしょうに。ちょいとしたお遊びと言うかすき間みたいな意味でのバラエティ番組というのは無理なんかなあ、と。たしかにつまらんのもありますけどこれも大衆芸能の一つなんではないかなあ、とか思ってしまうのですが。テレビ番組全部が全部四角四面のガチガチにお堅いやつばっかだったら逆にみんな引いてしまうでしょうに…。

…とか言いつつ自分も最近その手の「低俗」なのは見てなかったりするんですが…。
選択肢はいつでも用意しておいて欲しいなあ、と。色々できるのがバラエティなんですし。

04:46 AM | 固定リンク