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11/01/2009
ぜーせいかいせー
平成22年度の税制改正に対する各省からの「要望」がまとめられました(Yahoo!:産経)。一応の「目玉」と言うか注目を引きそうなのは前にも挙げた「たばこ増税」と「環境税」のことになりそうで…。
たばこに関しては「一本10円値上げ」で一般的な銘柄が一箱300円→500円(一箱20本)になるんではないか…とされてますが、個人的にはなんだかそこまではいかないような気がしてます。…いや、「たばこ値上げ」てのは色んな場面で議論と言うか指摘と言うか、取り上げられてはいるんですが「実行」となると二の足を踏むケースが多いような気がしてまして。上げるのは別にいいんだけど、税収も上がるし…ということで実行しても「値上げならたばこ止めちまうか…」てな人や本数を減らす人が出てきてそんなに税収アップにならないんでは、とかそういう声もちらほらと。
こういうとこ酒税にも似てたりして。ちょこちょこアップさせても税収はこれだけアップ、のはずがフタ開けてみたら「買い控え」や安い酒に流れて行ったりしてそれほどアップにならなかった、と言う…例の「発泡酒」関連では一種のいたちごっこが続いたりもしました。今は、ちょっと一段落してますけど。それでもこっちでもまた増税再燃とかそういうことになりそうな、そんなイヤな予感もあるんですが。
「環境税」は首相の例の「25%」発言からの流れになるのでしょうか…多分、個人的な予想としては温室効果ガスを排出している企業にいくらいくら課税、とかそういう風になるのでは、と思われますが。
…個人には直接は関係ないんでは、と。直接は。ただ「間接的」になんらかの影響が出ることは十二分に考えられるわけで(企業負担アップ→人員削減多数→景気冷え込み、とか)その辺はなあ…どうするんだろうか、と。例の「平成の棄捐令」にしても(借金チャラになるわけじゃないですが)金融関係からは当たり前ですが猛反発が出てて、今後貸し渋りとかそういうのが増えたらどうすんだろ、とか。
まだ議論は始まってないんだそうで。↑のことにしても決定事項じゃあ、ありません。ただ…方向性として税を増やす方へ行くのかな…とかやはりそういう不安は拭いきれないのですが。
02:44 PM | 固定リンク