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10/03/2009

終わってから何ですが

2016年の夏のオリンピック開催地、南米ブラジルはリオデジャネイロに決定…! とりあえず?おめでとうございます。
Yahoo!スポーツ:五輪招致
シカゴ・東京・マドリード・リオデジャネイロの4都市が競っての開催地選考ではありました。それぞれの都市はそれぞれの国家を代表する人物を最後のプレゼンテーションに送り込むなどかなりのヒートアップ。シカゴからは関係浅からぬオバマ大統領が登場。東京からは新任の鳩山首相が登場したのですが…一回目の選考投票(委員の過半数の得票を得られない場合、最下位の都市を切り捨てて残りで再び投票)でシカゴが落選。そして二回目で東京が落選、という運びになりました。
結果としてリオデジャネイロが当選。2014年にはブラジルでサッカーのワールドカップも開催され、2年後には五輪も。南米初、ということですが昨今の世界情勢からすればある意味では順当だったのかも知れません。

東京は落選、ということで非常にプッシュしてた石原東京都知事は落胆の色を隠せない様子でしたが。
…個人的なとこですと…当選でも落選でも別にどっちでも良かったかな、むしろ落選で良かったかな、という気がせんでもないのです。今さら無理に五輪をやる意味があるんだろうか、と。東京に限って言えば過去に一回やってるわけですし、これがやはり落選した大阪や名古屋ならまたちょっと違った感触なのかな、とは思いますけども。
経済効果がどう、というのもあるのでしょうけど…昔ほど期待(と言うとなんかヘンですか)できるもんでもなさそうですし…かえって安全面とか。サッカーワールドカップから五輪という流れを背負うことになってしまったブラジルは逆に大変なんだろうなあ…という心配すら感じてしまったりして。すでに安全面ということでは南アフリカでのかなりタイトな警備も話題になってますし、そういう一種ごたごたをも引き受けなければならないわけで。

そりゃあ、名誉なことは名誉なのでしょうけど。その名声を得て完全なものにするためのハードルが過去に比べると、ずん、と上がっているような気がしているわけであります。

2016年の次は2020年。日本国内の都市が立候補するのかどうかはまだまだ不明ですが。…その頃には今とは違った世界になってて↑こんなのが全部杞憂で終わることを祈ってますが。こういう世界規模でのお祭り騒ぎが何の不安もなく開催されることを願ってますが。
…その逆の可能性も捨てきれんわけで…さて、その頃の世界てのは一体どうなってますやら…?

05:22 AM | 固定リンク