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10/18/2009
喜ばしいけど大変
みたいではあります。
新型インフルエンザのワクチン接種、明日開始は困難か(iza!)…医療関係者(主に感染者の治療に直接従事する人たち)が最優先、とされた新型インフルエンザのワクチン接種ですが。開始は全国的に明日(10/19)から、ということだったのですがここへ来て「どうもちょっと難しい」という自治体が出始めている、とのことです。
理由は「ワクチン(国産)は一回接種でも効果がある」という発表。
従来ですとインフルエンザウィルスに対する抗体の体内作成を確実にするために二回接種するのですが…どうも今回のは一回でも十分に抗体が作られるようだ、ということになりました。これは新型に近いタイプのインフルエンザというのは相当数の人がかかっているので一回でも十分になっているのではないか、という話(多分細かいところまではまだ分かってないと思われます)であります。ただ、一定年齢以下の子供は二回必要なのではないか、とされていますけども。
つまり二回のとこが一回になったわけで。てことは単純に考えると接種できる人の数が二倍になったわけです。これまでワクチンが足りない、なんとかかき集めないと、ということでしたので、これはよりたくさんの人が助かるので喜ばしいことではないか…と。
が、実際に接種のお膳立てをするのは各自治体なわけで。場所によっては他よりも人口の多いところもあれば離島を含むところもあります。これまでの「接種の準備OK」から実際の接種までかなりタイトなスケジュールだったのが、ここへ来てさらに「希望者倍増」の可能性まで出てきて担当部署はてんやわんやの状態になってるんだそうで。
そこで一週間のうちに実行はしたいのですが…19日はムリ、ということになってしまっている自治体も出てきてしまった、と。
…なんかお粗末だな、とも思えますが…かなり強行してるのは事実のようなので「じょうだんじゃねえよ」てのもなんか理解できるような気がします。皆が欲しがるものですから(とは言っても有料ですが)急ぐのは多分誰でも分かるとは思いますが…急ぎすぎて致命的なミス、とかそういうことにならなきゃいいんですが。そういうとこもなんか心配だったりします。
04:19 PM | 固定リンク