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10/01/2009

皮肉なもんであります

現在も不況だ、と言われてますが…過去にもやはり「不況だ」どころか「大不況だ」とされた時代がありました。1930年代初め頃で「大恐慌時代」とも呼ばれています。が…大恐慌時代の方が死亡率も低下、平均寿命も伸びていて人に優しい時代だった(CNN)という研究結果が発表されました。調査そのものはアメリカで、なんですが。傾向としては日本やスペイン、スウェーデンでも見られるとのことであります。

なぜ「長寿」傾向になってたか、と言うと要するに「忙しくなかったから」ということのようで。
つまり好景気→仕事の量が増える→より高いレベルの仕事が要求される→ストレスなどがたまる…という仕組みで、これが不況になると仕事が減るので睡眠時間や余暇の時間が増え、心身ともに余裕ができる…ということなんだそうでありますが。
皮肉なもんではあります。景気がいい時は仕事もたくさんあって、収入も増えるんですが。逆に不況になると収入も減ってしまって気持ちも落ち込んできたりするもんなんですが…考えようによってはそっちの方が長生きできる、と。

まあ、一つの「傾向」でありますんで、例えば今不況だからみんな長生きできるぜい、というもんではありません。ただ、実際に外で飲んだりせずにうちで飲む、なんて人が増えてるのも事実だったりします。その方が安上がりだからんですが…やはりリラックスできるうちで飲んだ方が体にも心にもいいんではないか…とか思ったりもしますけれど。
こういうのはやはり気持ちの持ち様なのかも知れません。不況だ、と言ってもこういうプラス要因を見つけていけば気持ちも明るくなるってもんですし。

04:55 PM | 固定リンク