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09/12/2009

手品と親切心

「チョト、イチマンエンサツ、ミセテクダサーイ」
と片言の日本語で話しかけてレジから数枚の一万円札を受け取り「アリガトウゴザイマシタ」と返す…でもそのうち一部がいつの間にか抜き取られている「マジシャン窃盗団」が都内でも(iza!)数件発生している、とのことであります。
これは少し前に関西から九州北部にかけて流行っていた手口なんだそうで。二人以上、数人の外国人が片言の日本語で話しかけて一万円札を抜き取る手口がまるで手品師のようなので「マジシャン」と。…ちょっと前のニュース番組でプロのマジシャンの人に監視カメラを見てもらう…というのをやってましたが。どういう会話の流れで店員さんが一万円札をレジから取り出すのか、その辺は分かりませんでしたが…手渡してしまうと正に手品のように抜き取ってしまう様子が解説されてました。
ただ、レジの形(スーパーとコンビニでは大分違いますわな)や客層、店員さんによって対応が全然違うわけで。そういうとこまできちっと見切って実行する、というのはかなりの手練れである可能性もあります。

…レジの中身、というのは最近では総額でいくら、というのが機械的に計算されてるのもありそうですけど…ほとんどは日に数回実行する点検作業の時にしか正確な数字は分かりません。例えば混雑する時間帯の直後とかそういう時を狙われたら…そしてお札を手渡してしまったらどうしようもない、ものではあります。
そして↑記事の末尾にあるように「ガイジンだから」というのは確かにある話ではあります。恐らく相手は威圧的に迫ってきたりはしてないのではないか、と。哀れ?な外国人を装って片言の日本語でもって泣き落としみたいな攻め方なんではないか…と。

フツーに考えてみてレジの中の一万円札を見せてくれ、というのはどういう理由なんだろうか…番号揃いとかなんかメモか何かしてあってそれを、とかそういうのだろうか、とは思いますけどもどうにも「コレ」というのが思い当たらなかったりします。その辺も「マジシャン」なのかなー…とか。
…こういうのは場所を変えながら実行していくものですし。関西から関東へ、あるいはその逆というのもよく聞く話ですし。また何かパワーアップして関西へ逆戻り…とかそういうのもありそうで、ちょっと怖いものがあるのですが。

04:16 AM | 固定リンク