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09/03/2009

二つほど 9/3

剣道やらミツバチやらで二つほど。

一つ目。最古級の剣道用具、見つかる(Yahoo!:京都新聞)。最古級、と言っても江戸後期・天保年間くらいとされているんだそうで。天保・弘化・嘉永・安政…と幕末へ向かって行きますが天保元年は1830年、安政元年は1854年と15年も離れていなかったりします。
なんせモノがモノですから江戸後期でも十分に「古い」ということになってしまうわけです。基本、消耗品のようなっものだったんでは…と思われますし。逆に言えばよく残っていたなあ、とか。
剣道となる前、「剣術」の発祥については諸説ありますが(剣や刀を使う文化てのは世界中にありますし)この防具のあった江戸後期ともなると有名どころの流派も揃っていた時期ではあります。町道場も各地にあって武士ではない町人も剣を習えたのですが…道具の問題、というのはそれ以前からあったりしました。…今は竹刀に面や胴をきちんと着けますが。これ以前、特に江戸初期とかになると木刀に普段着で稽古したりしてたんだそうで。
…木刀ですから当然当たれば痛いわけです。いや、ヘタすると命にかかわる大事に至ることもありました(この辺、色々解釈があって、そういう苛烈な場で生き残っていったから強くなる…いやいや危険だからみんなおっかなびっくりやってて思い切りやってはいなかった…とか)。
後に改良されて(またこれもそんな人も斬れない武器じゃ稽古にならん、とか…色々)人に害を与えにくい武器防具で技を磨く、という風になっていったのですが。この辺の事情は徒手空拳で戦う流派も同じだったりしますが…手加減しやすい分こっちの方がマシだったのかも知れません。

二つ目。ミツバチの大量失踪はウィルスが原因(iza!)。日本のもそうなのかどうなのか。ちょっと分かりませんが…対応策が具体化されれば日本でもどうにかなるのかも知れません。
ウィルス、と言っても特定のウィルスではなく何種かあるようですが。いずれにしてもミツバチの体内の「タンパク質合成工場」の生産能力を低下させ、他の病気であるとかストレスとかそういうものに対する抵抗力を落としていった…というのが原因のようであります。そういう状態になったらハチは相当に弱るか死んでしまいます。…結果巣の中は大混乱となり大量に「失踪」してしまう…。
しかしこれで100%解明されたか、と言えばそうではなく。なぜ一時期に集中して大量に発生したか、とかそういうのは全然分かっていませんし。てことは…今後もまたこういう状況になる恐れがある、ということになるんでしょうか…?

05:01 PM | 固定リンク