07/25/2009
江戸期…
と言いたいところですが、興味本位で覗いてみるだけならどんな時代でもいいかな、と。…明治なんか面白そうなんですけどね。逆にもっともっと昔の古墳時代とか飛鳥時代とか、文献もきちんと残ってないような時代というのにも興味あったりします。今現在全く知られていないモノを知る、ということに対してはぞくぞくするような興味を覚えてしまいますが。
ただ…「生まれ変わる」となるとその時代で生活せにゃならんわけで。そうなると…なんか厄介かも知れんなあ、と。現代の記憶?を全部持ったまま「生まれ変わる」と結構キビシイもんがありそうですし。その時代の人間として「生まれ変わる」んならそれはそれで問題なさそうですけども。
例えば「なんば歩き(ナンバ走り)」というのがあります。
これは陸上の末續選手が参考にした、とされたことでも知られていますが…「同じ手と足を同時に出す」つまり右手右足、左手左足をそろって出しながら前へ進む、という歩法です。言うまでもなく現在我々がフツーに歩く時は右手左足、左手右足が同時に出る歩き方でこれとは全然違う歩法になります。一説によると昔の日本人はみんなこの「なんば歩き」をしていた、と。それが明治以降欧米化が進むと現代のような歩き方に変わって行った、と…。
明治以前に生まれ変わったらそういうことまでせにゃならんのかな、と。別にイヤとかじゃないんですが…現代の我々がイメージしてるのと実際は大分違った世界だったんじゃないのか…とかそんなことも思うわけです。そうなるとまた違った生き方になるかも知れない…。
…とか、まあ、そんなミョーなことも思ってしまいますが。
実は「なんば歩き」に関しては諸説色々あってよく分からんのが現状だったりします。有力?なのは江戸期の飛脚がコレ使ってがんがん移動してたってとこですか。歌舞伎の所作には現在でも残ってますけど…一般の庶民はこんな歩き方せずに我々と同じように歩いてたって説もあります。
身体の運用上なんば歩きは有利だ、とかそんなんもありますけど実証はされてませんし。結局のところはよく分からない。
まあ、どの時代に生まれ変わってもそんなにやってるこた、変わらんのじゃないのかな、と。背景や事情は違うでしょうけど、外から見るとの中で生きるのは全然違うものでしょうし。でも本質的な「生きて死ぬ」てのは変わらんわけで…じゃあ、どこでも同じじゃないか、とか(冒頭でも同じようなこと言ってましたが、自分)。
そんなわけで…「もし生まれ変わるならどの時代?」という問いに対して自分は「どこでもいいや、生きていけるなら」と答えようかな、と。ちょっとズルいかも知れませんけど…。
コネタマ参加中: 戦国、明治、鎌倉…生まれ変わるなら何時代?
12:06 PM | 固定リンク