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04/15/2009

ようやっとの

本格審議入り。「ほったらかし」と言われても仕方がない状況ではあったんですが。
消費者行政を一本化する「消費者庁」設置に関して本格審議開始(iza!)。やるやる、審議するよ…と言いつつ何ヶ月経ってんだか、てな話ではあります。まあ、こういうのは消費者庁設立だけに限ったことではないのですが。

今まで各種あった消費者窓口(苦情やら提案やら審議やら色々ありますが)を一本化して「消費者庁」を作ろう、というのは法案が提出された去年秋よりもさらに前から言われていたことではあります。バラバラだと意見の統一ができないわけで、一本化することで様々な改善を目指せる、と。
…とまあ、そういうのは別に問題ないわけですが。政治家だって一般庶民だって「消費者」という立場に変わりはありませんから、昨今の食の危機やら生産の偽装なんかは困る、という感覚は皆が持ってるわけで。

ただ…どうやって作ろうか消費者庁? というところで色々問題が出てきてしまったわけです。
↑記事中に「政府案」と「民主党案」が出ています。「消費者庁」をどこの所属にするか…が大きな問題の一つになってます。内閣と深く関係させる政府案と独立を目指す民主党案、というところなんですが。それぞれに言い分があるわけでどっちもどっち、という言い方もできます。内閣に関係してたって独立はできるし…公務員を無駄に増やそうとしてるわけでもないだろ、とか。

…なんだかこういうことが可能なのかどうか、ちょっと分かりませんが。ある程度決めておいて一旦開始しながら微調整、てのは…難しいいですか、やっぱり。とりあえず内閣関係か独立か、くらいだけは決めておいて…やっぱり無理ですかね、こういうのは。
「議論が尽くされていない」てのはよく聞きますけど、議論が尽きる時なんてあるんだろうか、というのが率直なとこだったりします。なんやかんや話し合うくらいならさっさと行動した方がいいんじゃないの? と。今回のことにしたってようやっと「議論」が始まったとかそんなもんですし。

04:36 PM | 固定リンク

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