02/02/2009
浅間山と桜島
噴火、してしまいました…今日の明け方に群馬県と長野県の県境にある浅間山が小規模な噴火、上がった噴煙は300mとも2000mとも言われています(iza!)。
一方で今日の午前には鹿児島県の桜島も噴火。こちらは小規模な噴火というのは時折あるもんなんだそうですが…今回のは噴火警戒レベル3の「入山規制」にまで上がったとのこと。浅間山もレベル3になってますし…なんだかこういうのが続くとやはり不安になってしまいます…。
→Yahoo!国内トピックス:火山活動
実は昔々に一度、鹿児島に行ったことがあります。その時は雨がぱらぱらと降っていて。しかし道路なんかには黒い筋…ぱっと見砂鉄でもぶちまけたんか? とか思うようなものがあちこちに。…それが桜島の火山灰だ、ということを知ったのは結構後のことでありました。小学校のプールに灰よけがあるのも鹿児島だけなんだそうで…それだけ日常的に降ってるわけであります。
今回の浅間山も火山灰が結構遠くまで降ってます。
噴火口近くでは灰どころではなく石も降ってる、てなことですが…関東では一部で降灰が見られる程度になってます(もちろん長野や群馬では相応の灰が降ってるんじゃないかと思われますが…)。ただ…今後の状況次第によっては何らかの被害が出ることも予想されます。
浅間山は過去にも何度も噴火を起こしてます。その中でも有名なのは「天明の大噴火」でしょうか…村を壊滅させるほどの溶岩流や火砕流、そして熱泥流によって多大な被害が出たという記録が残っています。江戸の広い範囲でも降灰を記録し…一説には天明の大飢饉の遠因にもなった、とされていますが(時期が若干合わないという説も)どうもこの頃というのは世界のあちこちで噴火があったようで。不安定な頃だったんでしょうか…そういった天変地異が後にフランス革命を引き起こし世界を変えていった、という説もあったりします。
→浅間山(Wikipedia)
しかし…日本てのは火山国でもあったんですねえ…というのを再認識してしまった次第であります。ホント、大きな被害とか出なきゃいいんですが。
02:09 PM | 固定リンク
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