« 文化って何ですか? | トップページ | フグは食いたし…? »

01/27/2009

二つほど 1/27

関係なさそうなのを二つほど。

一つ目。道交法「厳罰化」を閣議決定(Yahoo!:読売)。今回の改正は主に飲酒運転に関することのようで。現行の法律では呼気1リットル中アルコール0.25mg以上の『酒気帯び』では違反点数が13点でしたが…これを25点に引き上げる、とのことです。つまりは一発で免停となります。
一方でもう一つの『酒気帯び』である呼気1リットル中アルコール0.15mg以上0.25mg未満も6点から13点へ、『酒酔い』の場合も現行25点を35点に引き上げ、ということになっています。さらには免停後に新たに免許を得てはならない期間『欠格期間』も最長5年を10年に引き上げ、となってます。
…かなりの厳罰化となってますが。これで飲酒運転を撲滅できるのか、となると(効果はありますけども)…なんだか意識の方を先に改革せんといかんのでは、とか思ってしまいます。罰が嫌だからやらない、のではなくてこういうことしたら迷惑かかるからやらない、てのが理想なんですが…なかなか難しそうな。みんながみんなそういうこと考えるようになる、てのは、まあ、不可能なわけですし。
それでも。完全な人間なんてのは存在しないんですけども…なんか、ちっとでも完全に近づけてみるのもいいんではないかい? とか思ってしまいますが…努力目標と言うか何と言うか…。

二つ目。宮崎県で本土にはいないはずのキノボリトカゲ見つかる(iza!)。どうも昨今の温暖化の影響で越冬が可能になったんではないか、とのことですが。
本来は奄美諸島から八重山諸島、台湾北部に生息するトカゲで、20cmとか25cmくらいなので人に直接危害を加えることはなさそうですが…生態系に何らかの影響を与えるのでは、という懸念は当然あります。しかも本来の生息地では数が減ってる種なんだそうで…無下に駆除してしまうわけにもいかない。
…いきなり駆除、って話が出るのもどうかな、とは思いますが。
外来種てのは侵入してきた当初はすごく脅威になるんですが、そのうち数を減らしていったり同化していったり、というケースも多々あります。が…これは実は結構時間がかかったりします。今では普通に見ることのできるスズメやモンシロチョウは実は外来種らしいんですが、日本に来たのは弥生時代頃とのことで。当時脅威になっていたのかどうか、ちょっと分からないほど昔ではあります。
何か影響が出てからでは遅い、という声もあります。だけどそういった生物が生息できる環境に変化してきてるんだから受け入れていかないと…という意見もあります。この↑ケースは調査してからどうするか決める、とのことで。当地ならではの事情ってもんもあるでしょうし…じっくり決めて頂きたいと思います。

01:09 PM | 固定リンク

トラックバック

この記事のトラックバックURL:

この記事へのトラックバック一覧です: 二つほど 1/27:

コメント