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11/02/2008

明確な定義はない

んだそうですが。「ゲリラ豪雨」の詳細な予測へ新システム開発(@nifty:読売)。「いわゆる」とアタマにつけるのが一般的な「ゲリラ豪雨」ですが。すでに名称としては「集中豪雨」というのがあるんですが、インパクトとしては「ゲリラ」の方が強烈ではあります。
集中豪雨(Wikipedia)
「これこれこういう風に降ったらゲリラ(集中)豪雨だ」
というはっきりした定義もないそうなんですが…数十分とか短い期間で車軸流すような、バケツ引っくり返したような雨が降ればそれはそれで○○豪雨なんではないか…とは思いますが。

最近になってよく聞く言葉ではあるのですが、当然ながら昔々からこういう天候はあったわけで。
台風などの強力な天候災害の時はもちろんですが、いきなり降ってくる…というのは東南アジアなどでは「スコール」と呼ばれていたりします。…これは↑のゲリラ豪雨とはまたちょっと違ったものらしいのですが。
地形や大気の状況によって湿った空気が一気に集まって一気に降ってしまう。大都市でさらに被害が出てしまうのはやっぱり平野部で川が近いとかそういうのもあるかも知れません。関東地方の場合は元々水がたまりやすい土地も多いわけですし。川の氾濫、というのは数々の対策が功を奏して最近はあまり聞きませんが、ちょっと前には結構あったものだと聞いてます。

気象庁気象研究所が開発したのは従来よりもさらに細かい時間での観測が可能になった、ということで…今、この時期はそれほど大気が不安定だったりはしないので(そうは言ってもいきなり降る機会ゼロてわけじゃありませんが)来春以降に期待がかかるものではあります。

01:51 PM | 固定リンク

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