« 二つほど 11/24 | トップページ | 「ナマズ」じゃない »

11/25/2008

むしむし

乗客(特に女性?)が驚く顔が見たくてミールワーム約200匹を電車内にばらまく(iza!)…「ミールワーム」てのは記事中ではゴミムシダマシ科の幼虫の総称、となってますが一般的なのは「チャイロコメノゴミムシダマシ」の幼虫であります。大きさは大体1cm強から2cm弱とかそんなもんなんですが(最近はもっとデカい別種もあります)。…ただ…ゴミムシダマシてのはカブトムシと同じ「甲虫」というやつで。幼虫は人によってはかなりの嫌悪感を抱く、と言うか受け入れられないケースもかなり大きいのでは…と。
だからこういう悪質な使われ方もされてしまうのですが。
そういう昆虫(特に幼虫)はどうしてもダメ、と言う方は間違っても「ミールワーム」「ゴミムシダマシ」でイメージ検索なんかなさいませんよう…結構ショッキングな画像が並ぶと思われますので。

こういう虫はエサ用として扱われます(ミールワームの「ミール」って多分「食事」を意味する「meal」なんじゃないか、と個人的には思っておるんですが)。…ちょっとしたペットショップとかペットコーナーになら普通に置いてあったりします。値段もそれほど高くはなく。しかも生餌なので肉食性の動物には好評ではあります。ただ…種によっては栄養が偏ることもあるそうなので、いくら好むからと言ってコレばっかり与えるのは考え物なんだそうで。その辺はヒトと同じでバランスを考える必要があります。
しかし…。
こういう使い方をされるとなあ…たしかに都会(こう書くとなんか微妙なんですが)の人の虫に対する怖がりっぷりってのは時々呆れることもあるんですが。自分はガキの頃から虫捕ってたり飼育したりしてましたんで、それほど抵抗ないんですが…ガの一匹であれほど怖がらんでも、とか。あるいはガガンボというでっかい蚊みたいなの(血吸ったりはしません)がふらーっと飛んできただけでパニックになるとか。ほとんどは知識がないことから来る恐怖なのでしょうけど…それにしても。日本ではドクガという生涯通じて毒持ってるガがいて、これは都会でも会う機会があるのでたしかに要注意ではあるのですけど…全てのガが毒持ってるってわけではありませんし。ガガンボに至っては物理的にももろい昆虫ですし。

でもこういう愉快犯的な使われ方てのはやっぱり許せるもんではありません。…また繰り返したりしないだろうなあ…こういうのって一回味しめるとまた繰り返すケースが多いような気がしてるんですが…。

02:51 PM | 固定リンク

トラックバック

この記事のトラックバックURL:

この記事へのトラックバック一覧です: むしむし:

コメント