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10/09/2008
アノ漫画家がアノ連載が
浦沢直樹、週刊「モーニング」で新連載開始(Yahoo!:オリコン)…なんとなーく読み流してた記事だったんですが。よく見てみると小学館系で「20世紀少年」「PLUTO」などを描いていた浦沢直樹氏が、今度は講談社系で描くんか…と。某ヤングサンデーがなくなったり(作品のほとんどは某スピリッツに移動)なんやかんやと騒動もある小学館でありますが、まさか流出ってわけじゃ…。
そこまでは考えすぎかな、と。出版社の垣根?みたいなのがなくなるってのはイイことなんだか悪イことなんだか、どっちなんだろう…とか思ってしまいますが。
…ただなあ…前にもちょろっと書きましたが、最近マンガ雑誌読んでません。某GXだけは定期的?に購入してはいるんですが、他の有名どころと言うか名の知れた週刊マンガ雑誌は全然読んでなかったりします。浦沢氏の作品にしても…最近のは実は全然読んでません(昔「PLUTO」を読んでココにちょろっと書きましたけど。結局あれから全然読んでません…)。だから今でも最高傑作は「MASTERキートン」だと思っていたりするのですが(引越しの時に後輩に全部上げちまったんだよなあ…キートン。買戻しがなかなか進まない作品の一つだったりします)「浦沢氏の作品=」でなかなかこの名前が出て来ないのはやはり事情が事情だからでしょうか…。もったいないことではあるんですが。
それでも講談社「モーニング」で新連載開始ですか…期待できそうではあります。
しかもモーニングでは5号連続で新連載がスタートするんだそうで。なかなかに素晴らしい顔ぶれが揃っているような…特に諸星大二郎「西遊妖猿伝」の新章開始て。いつの間にか「西域編」とか始まってたんか…某双葉社でしたっけ、そもそもは。たしか…9巻くらいまで出てたんだっけ…これも引越しの時に誰かに上げちまって現物がないので定かじゃありませんけど(調べてみたらその後希望コミックスから出てたんですな→amazon検索「西遊妖猿伝」)。
話の方は西遊記がモデルになってます。ただし、さすがは諸星大二郎、フツー?の西遊記ではなく伝奇ロマンにあふれた物語になってます。雰囲気がかなりダークでマニアック?なんで(下手したら18禁)読む人を選ぶと思うのですが…一度ハマってしまうと、こうやって手元に作品がない人間でも「うふふ」とか思い出し笑いと共にあの独特な描写とか巧妙な流れとか記憶の底からさらい出してしまったりする…なんと言うか精神にがっちり根を張られてしまうマンガではあります。
…そういうとこ知ってて今現在ハマってる人には「今さら」なお話ですが。失礼ですがまだ活躍されてたんだなー…と。今後も活躍して欲しいな、でも正直なとこあんましメジャーにはなって欲しくないなあ…と勝手な期待までしてしまう始末ではあります。
02:10 PM | 固定リンク
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