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09/19/2008
コイを食う
…と言っても自分、食ったことないんですが…鯉。
しかし弥生人はコイを養殖していた(iza!)とのことで。何のために飼うか、と言えばそれはもちろん食用のためであります。現在だともっぱら観賞用になってるような気もしますが…長野とかあちらでは郷土料理にコイがありますか。あ、そう言えば霞ヶ浦のコイ養殖ってどうなったんだろ…ちょっと前に鯉ヘルペスが大流行したんですが。
丈夫で頑健、何でも食べる上に成長も早い方。ただし、基本的に口が下向いてるんで底性のモノを喰らいます。…でも池のコイは浮かんだエサでも平気で食べますから、あんましそういうのは関係ないかも知れません。しぶとさに関しては、濡れた新聞紙でくるんでおけばしばらくは陸の上でも生きてる…とかそんな話もあります。試したことないのでホントかどうか分かりませんが。
「釣りキチ三平」で有名な矢口高雄氏のエッセイマンガにたしか「コイの稚魚売り」の話があったような。「三平」本編にも同じような話があったかも知れませんが…春先にコイの稚魚を農村に売りにくる人が毎年いたんだそうであります。
そのコイを買い取って休耕田なんかに放し飼いにして冬前に収穫。貴重なタンパク源になっていたようであります(大抵は真っ黒な鯉なんですが…たまにその中に色のついたのがいてそれが自慢だった、とそういう話もあったように記憶してます)。
…弥生人の養殖プロセスとあんまし変わらんような。ただ、弥生時代にコイの稚魚を専門に育ててる人がいたとはさすがに考えにくいので、その辺は例えば親をどっかでキープ(ため池とか)しといて稚魚をゲット…とか? 稲作と共に鯉養殖が広まったんならそういうこともあるかも知れません。
12:38 PM | 固定リンク
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