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09/17/2008

りーまん・しょっく

段々じわじわと世界中へ広がってます。…158年続いたアメリカの投資銀行及び証券会社である「リーマン・ブラザーズ(Lehman Brothers Holdings Inc.)」が破綻しました。
リーマン・ブラザーズ(Wikipedia)
日本にも法人のある組織なんですが社員も「何も知らない」などと驚きが隠せない様子(iza!)だった、とのこと。
…そもそもは日用品店だったそうなんですが。それが金融関係での発展をとげてこれまでのような大企業になったんですが…例のサブプライムローン問題辺りからどうも雲行きが怪しい、というような噂が出てきて。ついに破綻してしまったわけです…。
そして。アメリカのことだし、別に金融商品買ってるわけじゃないから特に関係ないっしょ、と日本も楽観視できない、かも知れません。リーマン・ショックによる影響で世界的な不況→給料削減なども?(Yahoo!:産経)

どこでどう繋がってるのが分からないのが金と縁なわけですが。
今回の破綻で大きな影響を受けるのはアメリカ国内はもちろんなんですが…実は世界中の金融機関だったりします。簡単に言えば世界中の銀行から金借りてるわけです。日本もその例に漏れず。多数の金融機関が融資していてその総額は1700億円にのぼる(iza!)とのことです。…つまりは日本の金融機関の場合約1700億円リーマンに貸していたわけです。が、相手が破産?しちまったんでその分回収しきれそうもないんでは…と。
実際は丸々1700億円てわけじゃないようなんですが。当たり前ですけど、貸す場合てのはある程度のリスクは覚悟してるはずですし保険なんかもあります。が…それでも全額保証されるわけないでしょうし。金融庁が日本法人に対して期限付き業務停止命令と「資産、勝手によそへやるなよ」って命令も出してますが…それでも十分とはいえないでしょうし。もちろん、こういう事情は日本だけではなく世界中にあるわけです。
世界的な不況の引き金になるのではないか、という恐れもあるわけです…。

経済金銭的な不安ももちろんですけど、怖いのは今後連鎖的に思いもよらないところから何か出てくるんでは…という不安かも知れません。「風が吹けば桶屋がもうかる」ではないですけど、こういう大手の「金」「縁」を扱うところが潰れてしまうと…一体どんな影響がどこから出てくるのか、ちょっと分からない向きがあります。そんなに影響ないだろう、というのといやいや、十分に気をつけた方がいいという意見が色んなところから出てきてて(何かありそうだから気をつけろ、という意見の方が多いような気もしますが)てんやわんやでもあります。
…個人的には楽観視はできないんですけど、しばらくは注意深く動静を見守っていきたいと思ってます。ホント、何が出てくるか分からん状態なんではあるんですが、ここで慌てても仕方ない、てのもまた事実ですし。

10:31 AM | 固定リンク

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