09/20/2008
国それぞれ
になってしまうのかも知れませんが。…それでもこういう発言はさすがにヤバいだろ、と。
ドイツ・バイエルン州のベックシュタイン州首相が「ビール1リットルくらいなら飲んで運転しても問題ない」発言(Yahoo!:毎日)…そりゃ、日本よりもはるかに厳しい基準でビール造っててビール消費も世界で3位とか4位とか。中国アメリカに1位2位は渡してしまってもやっぱり「ドイツ=ビール」という構図はそうそう崩れない…と、そういうお国柄であってもなあ…こういう「飲んで運転してもいい」と取れるような発言を公人がすべきではないと思いますけども。
なお「州首相」とは…ドイツは州それぞれが一つの国家のように機能しているので「州」の「首相」が存在していることになる、ということであります。
こないだの改正で日本の場合は呼気1リットルあたり0.15mg以上0.25mg未満と0.25mg以上の二段階で「酒気帯び」と判断されて処罰されます。これとは別に明らかに酔った状態では「酒酔い」と判断されてさらに重い罰が課せられることになってます。
→飲酒運転の罰則等(警視庁)
…こういうのは国によって違うものではありますが…↑記事によればドイツは0.25mg以上で飲酒とのこと。
でもって他の国のこととなるとこれはやっぱり千差万別色々あるわけであります。
→ECE 構成国におけるアルコール規制値(道路交通関係条約集)
呼気・血液中アルコール濃度の上限が「0.0」になってる国があるってことは、その国では酒飲んでないけど何かで反応が出ちゃった…てな場合も処罰されるんかな…いや、その辺は事情説明したら分かってくれるんだろうか、とか余計な心配をしてしまったりします。
本当ならそういう懸念?があっても「0.0」がベストなんではないか、とも思いますが…やはり難しいのかな…。
なお、当然ですが飲酒運転はかなりタチの悪い犯罪です。事故を起こすとか起こさないとかそういう話ではなく…自分の肉体を完全にコントロールできない状態での運転なんて危険以外の何物でもありません…。
02:12 PM | 固定リンク
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