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09/11/2008

二つほど 9/11

イノシシやらキケンなカタツムリやらで二つほど。

一つ目。縄文人、イノシシを飼育していた?(Yahoo!:京都新聞)
歴史の授業ですと「縄文人=狩猟採取生活」「弥生人=定住農耕生活」というのが定番になってます。縄文人は狩猟を中心として生活していて一定の住居を持たない。一方弥生人はコメ作りなどの農耕を主としていて集落を作るようになる。やがてそこへ後の古墳時代などの基礎ができてくる…と。その弥生時代になるとブタ、つまりは飼い慣らされたイノシシの骨も見つかってるんだそうで、そうなると一体いつ頃から家畜として飼育してたのか、は実はよく分かってなかったんだそうで。しかし縄文人もイノシシを飼育してた、となるとまた違った解釈もできるんでは、と。
…まあ、こういうのには決まった一定の型なんかなかったんではないか、てのが個人的な意見なんですが。畑作る縄文人とか狩猟生活オンリーの弥生人とかそういうのも存在してたんじゃないのか、と思ってます。
例えば江戸時代てのは仏教の影響で肉食が禁じられてた、だから日本中どこでも肉食はしてなかった…という印象がありますけれども。実際は「薬」ということで結構食ってましたし、現在でも古くからの猟師の伝統が残ってる地域は、じゃあ江戸時代にはその伝統が途切れてたってことになるんだろうか…とか。簡単に枠組みにしまいこんでしまえるもんではないんではないか、と思うのですが。

二つ目。昨年10月、鹿児島での「殺人カタツムリ」騒動(iza!)
沖縄などのアフリカマイマイの話はよく聞くんですが、鹿児島にも上陸してたのか…と。モノがモノだけに要警戒な生き物ではあります。ただ、元来が熱帯性の生き物なので例えばさらに九州を北上して…というのは考えにくいんだそうであります。
…でも熱帯性の生き物って実は関東圏でも繁殖してたりします。何らかの要因がその生き物を肯定するように重なれば、実は「温度が低いから~」というだけでは制御しきれなくなるのかも知れない…?

01:39 PM | 固定リンク

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