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06/22/2008

さよならビル・ゲイツ

マイクロソフトのビル・ゲイツ会長が27日を最後に一線から退く(iza!)んだそうであります。…氏の最も大きな功績は「ウィンドウズ」の開発でしょうか…パソコンの中核とも言えるOS、それも性能の高いものをマイクロソフト社が作って売り出したことで現在のコンピュータ社会がある、と言っても過言ではないわけではあります。

…一方で「あんまりにも独占しすぎ」という批判もあちこちから出てくることにもなりました…。
自分はそんなに抵抗ないんですが…人によっては「ウィンドウズなんか死んでも使わん」という方もいたりして。実際、OSの開発サイクルが短くなってきて「販売→サポート打ち切り時期発表→新OS販売…」の流れが早くなってるような…と感じることもままあったりします。さらにあんまし必要のない機能がまるでデコレーションケーキのごとくごてごてと付いてくるんで、PCのメタボ対策?ってわけでもないんですが「もうお腹いっぱい」となっちまって結局古いOSの使用を継続…なんて場合も多そうな。実際、現行最新である「Vista」は一体どれっくらい世界で使われてるんだろうか…とやや疑問ではあります。一つ前の「xp」はsp3が出てしまってサポート期間も延長、しかも「Vista」の後継OSは実はもうそろそろ出るんじゃないのか…なんて噂もあったりして。前後から挟まれるような形になってしまってます。
「ウィンドウズは実は一つおきに良いOSが出るんだよ」
とかそんな都市伝説めいた噂まであったりするんですが…どうなんでしょうね。

まあ、そういう市場操作?とか強権主義?みたいなことを言われてしかも「帝国」とまで呼ばれるようになってしまったマイクロソフトの、その象徴と言ってもいいゲイツ会長が一線を退く、となると。…こういう大きくて強い組織の場合、トップが替わると何かとゴタゴタがあるもんなんですが…そういうとこは大丈夫なんかな、と老婆心ながら心配してしまったりします。
…いやあ、これを機会にどこからともなく無数の新勢力が出てきて戦国期状態に…てのはまずなさそうですし。このまま誰かが継いでさらにその後を誰かが継いで、それでも揺らぎそうにない組織、てのは…逆に大丈夫なんかな、とヘンな心配を感じてしまうもので…でも、一社でこういう状態にまでなってしまうと、一種「安定感」みたいなものをきちんと確保していってくんないと大きな混乱を招くんではないかな、とか思ってしまったりして…。

09:36 AM | 固定リンク

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