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06/09/2008
なかなかに、趣味というのは
他人に理解してもらえんもんではありますが。
中高年男性に人気「プラモデル工房」(iza!)。自分が小さい頃に夢中だったプラモデル制作を心置きなくできるサービス。組み立てはもちろん、塗装や完成品の撮影なんかもできるんだそうで、プロの「プラモデルマスター」のアドバイスも受けられる、と。
…たしかに自宅だと空間の確保が難しいと言うか何と言うか。特に家族がいる場合は…ちょっと。何せうかつに塗装なんかできるもんでは(換気を良くするっつっても限界っつーもんが)ありませんし。
自分の場合、ガキの頃よく作ってた記憶がありますプラモデル。飛行機なんかが多かったような…そっち系、戦闘機の知識はその頃は全然なかったはずなんで純粋に箱の見た目で買ってたんでしょう。月の小遣い片手に相当な時間売り場で迷いまくって親を呆れさせた記憶もあります。
…それでもいざ作ってしまうと。当時は「塗装する」なんつーことは全然考えてませんでしたから(後に塗料を買うようになりましたけどスプレーなんぞありませんからベタベタな塗りで)素地むきだしの飛行機がゴロゴロと。…当然、できあがったコレ、どうすんだってなことになり…全部捨てる、という結末に。
そのうち一回組み立ててしまえばそれで終わり、後は無用の長物?と化してしまうのがだんだん苦痛になってきて(それよりさらにガキの頃は某ブロックでよく遊んでたんで、組む→バラすというのが身に染み付いてたのかも)。家族の影響で後に鉄道模型にも触れるようにもなりましたけれど、これもやっぱりホンモノの質感にはかなわないよなあ…と遠ざかり。偶像崇拝が苦手と言うかそのモノが持つ独特の存在感を経験してしまうと、それを写し取った「模型」「フィギュア」なんかの存在感が、どうしても薄っぺらくニセモノに思えてしまって…。
マンガやアニメを実写化するのにどうしても抵抗がある…てのに何だか近いような、そうでもないような?
結局、と言うかなんと言うか。今現在手元にある「模型」っぽいやつというと海洋堂が某食玩で作ってた「動物」シリーズのみで。これは「場所を取らない」ですし「そもそもこの種がこんな大きさなんてありえねー」わけで動物そのものとはまたベツモノと認識してるようで、結構な数部屋にあったりします。
人並み…いやそれ以上に収集癖はある方だと思ってるんですが。結局本とかDVDとかCDとか「何度も再生できる」モノが中心になってたりします。あるいは自分から能動的に何か得ることができるモノ、とも言えますか。ただ置いておいて眺めるだけ、てのを積極的に求めようとしない、と言うか。…結局は貧乏性なんでしょうかね、「ただ立ってるだけじゃなくて何かの役に立ってみろ」的な要望?があったりするようで…。
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» 戦闘機のプラモデルについて [戦闘機のプラモデルから]
戦闘機は、実在のマシンの中では、特に人気のあるものの一つでしょう。戦闘機は車やバイクとは違い、誰にでもカンタンに乗れるものではないということも、戦闘機の人気の理由かもしれませんね。
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受信: Jun 16, 2008, 10:24:59 PM