« 二つほど 6/03 | トップページ | だいとうりょう…? »

06/04/2008

「きぼう」実験室設置成功

ついに、という観もあります。ISS(国際宇宙ステーション)の日本実験棟「きぼう」の「船内実験室」が星出彰彦宇宙飛行士によって設置に成功しました。スペースシャトル「ディスカバリー」一機を借り切って?の打ち上げでした。
「きぼう」日本実験棟(JAXA)
Yahoo!サイエンストピックス:日本実験棟「きぼう」
すでに資器材を保管する「船内保管室」の打ち上げ・設置には今年3月に成功、これで残すは2009年5月に打ち上げ予定の「船外実験プラットホーム」ですか。今後、日本人宇宙飛行士によるISSへの長期滞在てのも決まってますし。…官民共同開発のGXロケットが結局開発中止か見直しか、とかそういうちょっと暗い?ニュースしかなかったんですけども、なんだか明るいニュースで嬉しい限りではあります。

ご周知の通りISSとは複数の国によって運営・管理される「宇宙ステーション」で…将来人類が軌道上から宇宙へと飛躍するためには(今のところ)なくてはならないモノではあります。…いや、他になさそうなんですがね、今のところこういう「みんなでやっていきましょ」的な場、というのが…。
が、しかし。いわゆる冷戦終結後からソ連崩壊、米国の世界への影響変化、などなど世界情勢は絶え間なく動き…結局のとこ現在はアメリカ・ロシアの宇宙飛行士を中心に細々?と運営しているような現状で。長期滞在のための人員や物資の輸送のための打ち上げも、こないだまでのスペースシャトル凍結の影響でロシアだけがやっぱり細々?とやってたような状況でしたし。…シャトル解禁、ということでようやく華やか?になってきたなー…というのが個人的感想だったりします。

今後はどうなるのか…計画ならESA(欧州宇宙機関)が無人でISSなどへ物資運搬などもできる機体を開発中、とかNASAも現行のオービターに替わる新機種「オリオン」を発表したりしてますが(しかしなんだか以前のカタチに戻ったような→想像図(Yahoo!:JIJI))…こういうのも含めてどうなってしまうんだろうか…と。
日本だって自前で宇宙飛行士や物資を運べたらいいなあ…と思うのですが、なかなかに難しそうで…。

ともあれ、「船内実験室」設置成功おめでとうございます。事情は様々ですが、今後が非常に楽しみではあります。

01:11 PM | 固定リンク

トラックバック

この記事のトラックバックURL:

この記事へのトラックバック一覧です: 「きぼう」実験室設置成功:

» 【国際宇宙ステーション】についてサーチエンジンで検索してみると [気になるキーワードでブログ検索!から]
国際宇宙ステーション に関するブログのリンクを集めています!最新の検索結果をまとめて、口コミ情報をマッシュアップし… 続きを読む

受信: Jun 4, 2008, 3:04:21 PM

コメント