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04/29/2008

三つほど 4/29

「サイエンス」「生き物」「歴史」で三つほど。

一つ目。マレーシアで遺伝子操作した「蚊」の自然界放出を計画中(Technobahn)
これは何が目的か、と言うと…蚊の撲滅です。遺伝子操作によって純然たる「不妊オス」を作り出して在来のメスと交配させる。できた卵から生まれた幼虫(ボウフラ)はもれなく死滅する…というものです。一部、というより柑橘系を荒らすミバエでは放射線などによって「不妊メス」を作り出して駆逐する、というのはこれまでも行なわれてきてます。が、遺伝子操作してまで…というのは前例がなく。…大丈夫なんだろうか、と、ちと不安になってしまいますが…。

二つ目。「一個5000円」のタネなしビワ、初出荷(iza!)。↑の遺伝子操作とは違ってこれは品種改良の成果の賜物ではあります。
ビワとと言えば真ん中に大きなタネがごろごろと入っていて、たしかにコレがなかったらどれだけ実が増えるんだろう、とか思ったりもしましたが。…それでも個人的には特に邪魔だなあ、と思ったことはないんですが。でもこれはこれで食べてみたいような気もします。味や香りも良い、とのことですし。…でも高いなあ…5000円あったら普通のビワが何個買えるんだろう…。

三つ目。インカ文明で見られる「頭部穿孔」は呪術的な意味ではなく高度な外科手術の跡(Technobahn)。某三つ目漫画では第三の目の跡、とやってましたが…実際は手術の跡ではないか、と。
昔々の文明となるとなんだか現代よりも劣っているんではないか…とかそういう風に思われがちですが、尺度が違うと言うかなんと言うか。ある部分においては現代より劣っていてもある部分においては現代より勝っていたりします。逆にこういう技術を現代でも応用して、というのは一つのやり方でもあるのですが。

03:51 PM | 固定リンク

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