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03/04/2008

ンな昔のことなんか分かるかよ

…と言ってしまえばミもフタもない、ですが。
織田信長が壮烈な最期を迎えたことで知られる「本能寺の変」、舞台は寺の建物ではなかった?(Yahoo!:産経) …実は本能寺境内に別に宿泊施設を作って、そこで寝泊りしている時に明智軍に急襲されたのではないか、とのこと。つまりはドラマや時代劇などでよく知られる「炎上中の本能寺で矢尽き槍折れるまで戦ったが…」というシーンはあり得ないのではないか、ということになるんですが…。
まあ、どっちでもいいんではないか、という気もしますが。「本能寺で信長は最期を迎えた」というところまでは変わらないようですし。

歴史、というのは結構興味深いもので。
はっきりした証拠や証人がまだまだ残ってる近代史ならともかく(それでも人によって解釈がバラバラだったりするんですが)江戸期や戦国時代、さらに室町平安…となると残ってるのは誰かが記した書物やかすかな物的証拠くらいになってきます。…そうなると「本当に本物の」事実なんてのはなかなか出てこなくなってしまいます。
人間の記憶なんてのは実は結構曖昧なものではあります。主観ゼロの人間なんて古今東西存在してません。
そういう人間が記したり残したりしてるわけですから…100%客観に基づいた資料、なんてのが出てくるわけもなく。仮に出てきたとしても判断する側も100%客観のみで、なんてのは不可能。そのため事実とはかすかな「ズレ」が生じてしまってそれがさらに後世に伝わってさらに「ズレ」が広がっていく…。

でも、ま。そういう「ズレ」まくった歴史というのが良くないというわけではなく。逆にそういうのが歴史の本道なんではないかな…と個人的には思っておるわけであります。
主観が入りまくって「ズレ」た資料。でもそれが複数出てきた場合は…その「ズレ」からまた違った姿も見えてくることもあります。もちろんそれは「正しい」見方ではないのかも知れませんが…それもまた「真実(事実ではなくて)」であるのでは、と。本当に本物ではなくてもある意味「正しい」歴史になるんでは…と。

信長の本能寺にしてもあそこで最期、ということになってますけど「もしかしたら生き延びてたのでは?」的な説もありそうですし。そういうのも色々見ていくとまた違った「歴史」が楽しめるんでは…と。

03:31 PM | 固定リンク

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