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03/31/2008
ちょっとだけ楽観思考
脳学者茂木健一郎氏が講演で「脳と貯蓄について」語る(Yahoo!:Business Media 誠)…「貯蓄をする、ということは未来への投資なのではないか」「未来を信じるという根拠のない自信も必要」「人間はどこかに安全基地を持っていると動きやすい」…と、こんな感じでしょうか。なかなかに興味を引く内容ではあります。
…「将来起こりうる辛いことと楽しいことを思い浮かべると、多くの人は『楽しいことが、辛いことよりも先に訪れる』と回答する」(「」内元記事より引用)…自分の場合はちょっと違うかも。楽しいことも辛いことも揃って訪れるんでは…と思っております。が、それでも少しだけでも楽しいことの方が「多く」訪れるんでは…とかそんなことも思っておりますんで、その辺が「楽観思考」なのかも知れません。
こういうのはヒトによって違うもんではありますが…一種の天秤みたいなもんなのかな、と思ってた時期があります。人間万事塞翁が馬、というわけではありませんが。「楽しいこと」と「辛いこと」どっちかへ天秤が傾きながら人生は進んでいくもんで、しかもそういうのは結構交互に訪れたりするもんで…。
って。天秤釣り合ったらどうなるんだろ。…いや、それが普通の状態なんかな。良くも悪くもない、と言ったらヘンですが当人も意識しないほど何気ない日常生活てのはそういう状態なのかも、と。…実際は天秤は傾いているんですけど気づかなきゃ意味はないですし。
将来に対してもその天秤がどう傾くか…そりゃ、不安はありますけど楽観してないと前に進めないもんなあ…。未来の自分をどっかで信じてなきゃやっていけない部分てのはありますし。逆に言えば未来が信じられなくなったらそこで…いやいや。「自信」というのは「自分を信じる」わけで、自分で自分を信じようと欲さない限り出てくるもんじゃあない…。
ほんのちょっとだけ楽観してもいいんではないかなあ、と。何が何でも全部がダメだ、もう終わってる、未来は真っ暗だ…と後退していくよりはずっとマシなんではないか…とか。やっぱ前に進まないと。
…実際、自分、なんとか貯蓄しようと色々策?を練っている次第ではあります。もちろんお金もそうなんですが、それだけではなく、色々と。
ところで…↑の内容とはあんまり関係ないんですが(オイ ケンブリッジ大学って不動産業やってたんか…しかもそれで研究費をやりくりできるんか…たしかにこういうのを日本の大学でも本格的にやってみたら(一部やってるとこありますけど)いいんではないか、と思いますけども。教授がある意味サラリーマン化する大学てのは…なんか、違うような気がしてますし。
03:48 PM | 固定リンク
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