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03/16/2008

ある告白

今頃になって…という観も強いのですが。でも、当人にとっても関係者にとっても辛かった数十年ではないか、とは思いますが…。
「サンテグジュペリを撃墜したのは私だ」元ドイツ空軍パイロットが証言(Yahoo!:読売)。「星の王子様」や飛行機モノで有名なフランスの作家・サンテグジュペリですが。第二次大戦末期に連合国のロッキードP38ライトニング(胴体が二つある特徴的なカタチ)の偵察型F-5Bに乗っての偵察任務中にその消息を絶ち行方不明…とされています。
こないだその機体ではないか…とされるものが海中で見つかって、引き揚げ作業が始まったりしていますが…。

それでも、実はこういう「最期がよく分からないケース」というのは結構あるものではあります。日本だと坂本龍馬とか。慶応3年11月15日(1867年12月10日)に京都の近江屋で陸援隊の中岡慎太郎ともども暗殺されましたが…この事件の主犯?はいまだに謎とされています。…「私がやりました」と元見廻組隊員・今井信郎が明治になって告白しましたが…これも本当なのかどうか、現在でもあれこれ憶測が絶えない案件ではあります。
しかし…もし本当に今井氏がやったとして…後の明治になってから告白した、というのは↑のホルスト・リッペルト氏と同様に苦しんだのかなあ…どうなんだろうか。

サンテグジュペリに関しては箱根に「星の王子様」のミュージアムがあったりして。世界的にファンも多いんですが、飛行気乗りだった作者らしく他にも飛行機モノの小説も出しています。
…実は「星の王子様」って、通しで全部読んだことがない、という…エセファンではあります、自分。逆に飛行機モノの小説の方は読んだことあるんですが。かなり細かい描写までされてあって、さすがは飛行機乗り、と妙な感心してしまったのを覚えてます。

それにしても…、「あの操縦士が彼でなかったらとずっと願い続けてきた。彼の作品は小さいころ誰もが読んで、みんな大好きだった」(「」内↑元記事より引用)てのは…哀しいものがあるもんではあります…。

05:17 PM | 固定リンク

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