« おおきなカエル | トップページ | ある終了 »

02/22/2008

ねこー!

今日、2/22は実は「ねこの日」なんだそうで。これは「猫の日制定委員会」が公募して1987年に制定(主催はペットフード工業会)とのことで…「222」が「にゃんにゃんにゃん」と読めるから、なんだそうではあります。
ペットフード工業会
ということで各方面でも色々とイベントなんかもやっていたそうで…「ネコ」関連の雑誌を購入した方にキャットフードをプレゼント(Yahoo!:市ケ谷経済新聞)なんて企画もあったりしました。

以前にもちょろっと述べましたが、猫てのは犬とともに人間とは関わりの深い動物ではあります。
有史以前から人間てのは幾種類もの動物を飼い慣らしてきました。その目的は様々で、食用から運搬用や狩猟用など色々あります。どういう経緯でそれぞれの動物を飼い慣らしていったのか…てのは諸説ある上にその種によって違ってくる場合が多いので一概にこう、と言い切れるもんではありませんが、それでも人間に足りない部分を補ってもらおう…という願いがあったのは違いないようではあります。
馬はモノやヒトを運び、牛は乳や肉を提供してくれる。
犬は元々は狩猟用や警備用だったのではないか、とされています。人類がまだあちこち放浪する生活を行なっていた頃からの良きパートナー。群で行動するので飼い主をリーダーとして認識させてしまえばあとは従順に言うことを聞いてくれる。しかも品種の改良ができるのでより目的に沿った犬を作り出せる。…もちろん、これは長い長い年月をかけていった結果、なわけで。犬の原種とされているオオカミには例えば「従順さの芽」はあっても犬のそれとは大分違う…とかそういう話だったりします。

一方で猫はどうなんだ、と言えば…これは人間が穀物を栽培し始めて、定住するようになった頃からの付き合いではないか、とされているんだそうで。定住して田畑作るようになると穀物を貯めておくことができるようになり、生活が安定してきます(そのため貧富の差が生じてうんぬん…てのもありますけども)。が、その貯めておく穀物てのは他の野生動物から見れば奪いやすいエサにすぎない。…特にネズミなんかがそういう「害獣」となってしまうわけで。そこで猫を飼ってネズミなんかの小動物退治に使おう…ということだったんではないか、と。
しかし猫は犬とは違って品種の幅があまり広げられなかったようで。犬は大きさ一つとっても相当な違いがありますが、猫は…あんまり差が出ない家畜なのではあります。

ちなみに「犬の日」は11/1で、これは「猫の日」と同時に作られたんだそうで…由来はもちろん「ワンワンワン」…別に1/11で11/11でも良かったんじゃ…とは思いますが。
なお「戌の日」となるとこれはまた別の日で。妊娠5ヶ月頃の「戌の日」に帯(岩田帯)を巻いたり安産を祈願する、というもので…犬が多産で安産なのにあやかる意味もあるんだそうではあります。
安産を祈る!2008年戌の日カレンダー(All About)

08:31 PM | 固定リンク

トラックバック

この記事のトラックバックURL:

この記事へのトラックバック一覧です: ねこー!:

コメント